手帳型スマホケースは「やめとけ」? 利用メリットと選ぶべきではない4つの理由
「デザイン」「機能性」「保護性能」など、スマホケース選びの最優先事項は人それぞれ。その中でも手帳型スマホケースはもっとも賛否が分かれる『スマホケース』ではないでしょうか。
カード収納、スタンド機能、そして高い保護性能など多数のメリットがある手帳型スマホケース。一方で手帳型スマホケースを利用するとカメラの起動に手間取ったり、通知に気づきづらくなるなどデメリットも多くあります。
手帳型のスマホケースのメリットは、デメリットを上回るレベルで大きなものなのでしょうか?今回は手帳型スマホケースの利用は避けるべきなのか、解説します。
そもそも手帳型スマホケースが人気を集めている理由とは?
手帳型スマホケースがそもそも一定の支持を集め続けている理由には「収納性」「保護性能」の両立が挙げられます。
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手帳型スマホケースには内ポケットが付いていることが多く、各種カードや名刺などを収納できる機能性の高さが魅力です。
さらに、手帳型ケースは前面まで覆うため、ホーム画面や通知を他人に簡単に見られにくいという点で、プライバシー保護にも優れています。
また、手帳型スマホケースはスマホ全体を覆い、レザーなどの素材が使用されることもあるため、一定の保護性能を備えています。
手帳型スマホケースは「やめとけ」?選ぶべきではない理由
先にも述べた通り、手帳型スマホケースには収納性などの面でメリットがあります。一方でこれらのメリットがある代わりに、手帳型スマホケースにはスマホの利便性を下げてしまう側面があります。手帳型スマホケースのデメリットを4点ご紹介します。
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【1】かさばりやすく片手での操作が困難
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手帳型スマホケースの最大のデメリットの一つは、そのかさばりやすさです。その名の通り手帳のように開閉する構造のため、他のスマホケースと比較して厚みが増します。
近年のスマートフォンの大型化に伴い、手帳型スマホケースの大きさも厚みも大きくなる傾向にあります。特に電車内やバスの中など片手がふさがっている状況では、手帳型スマホケースを使うだけで「厚みが逆に邪魔である」「開いて操作する手間が煩わしい」と感じられることがあるでしょう。
【2】カメラの使用に手間がかかる
手帳型スマホケースは、手帳のように開閉が可能です。そしてカメラを使用する際には、この開閉動作そのものが鬱陶しい対象になるケースがあります。
たとえば子供の運動会や旅行先での風景など、一瞬を切り取りたい場面で写真を撮影したいとします。開閉動作が不要なスマホであれば端末をバッグから取り出せば、即時に撮影できるでしょう。
一方で手帳型スマホケースを使用している場合、片手でケースを開き、スマートフォンを保持し、操作するという一連の動作をスムーズに行うことが難しくなりがちです。つまりスマホケースが、シャッターチャンスを逃す原因となることがあります。
加えて選んだ手帳型スマホケースによっては、ケースの一部がカメラレンズを覆ってしまうこともあります。写真に影が入ったり、画質が低下する可能性もあります。
【3】マグネット付きの場合はカードに悪影響が出ることも
手帳型スマホケースのポケットに、ICカードやクレジットカードを入れている方が多いのでは?
一方で磁石など磁力を発生させるものと、カードを一緒に長時間保管すると、カードの磁気不良が発生するリスクが高まります。そしてスマートフォンは磁気を発生するデバイスであり、基本的にICカードやクレジットカードとの相性は良くありません。
加えて手帳型スマホケースはマグネットが使用されていることが多く、このマグネットがICカードやクレジットカードの磁気情報を乱し、悪影響を与えることがあります。
総じて「手帳型スマホケースのポケットにカードを入れること」は、スマホ本体とケースのマグネットの両方から磁気が発生するためおすすめできません。
【4】電話やメールなどに気づきづらくなる
手帳型ケースはプライバシー保護の観点から優れている一方で、画面が覆われているため、電話やメールなどの通知に気づきにくくなる側面もあります。
通知を煩わしいと感じる方にとっては画面そのものを隠せることはメリットにもなり得ますが、積極的にスマホを使用したい方にとっては手帳型スマホケースはむしろ利便性を落とすこともあるでしょう。
手帳型スマホケース以外の選択肢
手帳型スマホケースには、上記のようなデメリットが存在します。
そしてスマートフォンを保護したり、持ち運ぶための選択肢は「手帳型スマホケース」だけではありません。たとえば、ストラップ付きで持ち運びに便利な「スマホショルダー」は人気が高いアイテムの1つです。
スマホショルダーはケースとストラップが一体化しているため、スマホを保護しつつも取り出しやすいアイテムです。またスマホショルダーには内ポケットや外ポケットがあり、ICカードやクレジットカード、マネークリップを差し込むことも可能です。
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総じて手帳型スマホケースの利用にはメリットもありますが、カメラの利用や通知のチェックなどスマホ本来の利便性を削ぐ側面も強いです。場合によっては、シリコン製のスマホケースにストラップを通して使うほうが、スマホショルダーよりも利便性が高いこともあります。
ケースの用途によっては便利な反面、デメリットも大きいという点で手帳型スマホケースは意外と、誰にでもおすすめできるアイテムとは言い難いかもしれません。
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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