イーグル締めで滑り込んだ決勝 馬場咲希は29位に浮上「ピンチは少なかった」
<マイヤーLPGAクラシック 3日目◇14日◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6611ヤード・パー72>
日本勢7人が決勝ラウンドに進出するなか、馬場咲希がじわじわと順位を上げてきている。第3ラウンドでは、1イーグル・2バーディ・2ボギーの「70」で回り、44位からトータル4アンダー・29位タイまで浮上した。
第2ラウンドでは、カットラインと1打ビハインドで迎えた最終18番(パー5)で劇的なイーグルを奪い、土壇場で決勝に滑り込んだ。
第3ラウンドでは、2番(パー4)でボギーと出だしこそつまずいたが、4番(パー5)、5番(パー3)で連続バーディ。そして8番(パー5)では再びイーグルを奪ってスコアを伸ばした。9番(パー4)で再びボギーを叩いた後は、粘りのゴルフを展開。17番では長いバーディパットを寄せきれなかったものの、約2メートルのパーパットをしっかり沈めるなど、後半9ホールすべてでパーを並べた。
ホールアウト後、大会を放送するWOWOWのインタビューでは「後半はチャンスにもあまりつかなかったので、パッティングで決めるというホールが多かった。前半と比べて、少しストレスのかかる9ホールでした」と振り返った。
それでも、一日のプレーには手応えも感じている。「きのうよりはピンチが少なかったし、イーグルを取れたのがうれしかった。17番でパーが取れたのが一番良かったです」と笑顔を見せた。
初日はイーブンパーで83位と出遅れたが、2日目に「70」で回って44位に浮上。3日目には29位まで順位を上げてきている。「あしたもアンダーを目指して頑張ります」。24位の岩井明愛に次ぎ、日本勢2番手につける馬場は、最終日にさらなる浮上を目指す。
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