R・マキロイは東京五輪のリベンジを! ロス五輪では団体戦を大歓迎「個人戦だけはむしろ驚き」
<パリ五輪 事前情報◇30日◇ル・ゴルフナショナル(フランス)◇7174ヤード・パー71>
前回の東京五輪に続きアイルランド代表として戦うローリー・マキロイがコース入り。同国代表のシェーン・ローリーとともに公式会見に臨み、メダルを逃した東京五輪のリベンジを誓った。
前日はセント・アンドリュースのオールドコースをプレー。「なぜセント・アンドリュースをプレーしていたかは余計なお世話だけど、オールドコースをプレーするのはいつだってすばらしいこと」と話す。上がり数ホールは気づいたファンに囲まれてのプレーになったことも明かす。前夜に到着したばかりだが「火曜日、水曜日とこの2日間はしっかりと準備したい」と調整に集中する。
2016年のリオ五輪はジカ熱を懸念し出場を辞退。21年の東京五輪では銅メダルをかけ松山英樹ら7人のプレーオフを戦った。「3位に入るのにあんなに必死になったことはない」と振り返る。
次回、28年のロサンゼルス五輪でもゴルフが開催されることは決まっているが、フォーマットの改正が協議されている。男女混合、もしくは男女別のチーム戦になる可能性もある。マキロイは「ゴルフが五輪種目に決まったとき、個人戦だけということにむしろ驚いた」という。「もしシェーン(ローリー)と僕がまた代表に選ばれたら、ぜひチーム戦で戦いたい」と改正を支持した。
オープニングセレモニーではセーヌ川を船に乗って選手団が入場。そのアイルランドの旗手を務めたのはシェーン・ローリーだった。「本当に素晴らしい光景だった。エッフェル塔が見えてきて、生涯忘れることのない思い出となった」。今も興奮は冷めない。
東京五輪では最終的にはメダルに届かなかった。「今回は東京よりも1つ、2つ、3つと良い順位で終わりたい」と表彰台に立つ、自分の姿をイメージする。(文・武川玲子=米国在住)
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