<開かずのタンス>とんでもないお宝発見!「金の匂いがする」依頼人も大興奮:所さんのそこんトコロ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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金曜夜8時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【昭和100年新企画&珍世界記録&驚きの兼業】を放送。
「テレ東プラス」では、2月21日(金)に放送された「開かずの金庫を開けろ!」をプレイバックします。
【動画】高岡城跡の"開かずのタンス"とんでもないお宝発見!「金の匂いがする」:所さんのそこんトコロ
リポーターのワタリ119がやって来たのは、富山・高岡市。国の指定史跡・高岡城跡に、"開かずの箪笥"が2つ眠っているそう。
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依頼主は、「高岡市立博物館」の主幹・仁ケ竹さん。
高岡城は、加賀百万石を築いた前田利家の長男・利長が、1609年に隠居のために築いた城。その跡地に建つ博物館には、徳川秀忠から利長に宛てた書状をはじめ、貴重な歴史資料が保管されています。
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鋳物製品の国内シェア90%以上を誇る高岡市。細かい装飾が施された高岡の鋳物は、古くから外国人にも人気が高く、かつては港から商船で全国へと流通していた可能性があるそう。仁ケ竹さんによると、「当時、1度の航海で1億円を稼いだ」という伝承もあり、ワタリも思わず「1仕事で1億円!?」と仰天!
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2つの開かずの箪笥は、博物館内に保管されていました。こちらは主に書類などを収納する帳面箪笥で、右下部分だけが開かずの状態。
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もう一つは木製の船箪笥。誰が使っていたかは不明ですが、もし商船を使用していた豪商のものであれば、歴史が変わるようなお宝が発見される可能性も!
開錠に挑むのは、無敵の鍵職人・玉置恭一。
玉置の見立てによると、どちらの箪笥も江戸時代のもので、仕組みは熟知しているとのこと。
いよいよ開錠作戦スタート!
帳面箪笥から取り掛かった玉置は、なんと30秒で開錠に成功。
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しかし、中の2つの引き出しはどちらも空っぽでした。残念!
続いて船箪笥の開錠へ。長い間船に積まれていた影響か、サビがひどいものの、玉置はこちらも2分半で開錠に成功。
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中には大小6つの引き出しが。仁ケ竹さんは、当時の商売の実態が分かる帳簿などを期待しますが、一番上の引き出しは比較的新しい新聞が敷かれていただけでした。
2段目の引き出しも新聞だけ。3段目右側の引き出しも同じかと思いきや…
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新聞の下から明治33年の引札(チラシ)が!
貴重なお宝の発見に、大喜びの仁ヶ竹さん。左の引き出しは開きにくいため後回しにし、一番下の左右の引き出しを開けますが、どちらも中身はありませんでした。
残るは、3段目左側の引き出し。枠が壊れていてうまく開かず、許可を得て玉置が一部を取り外します。その段階で中に何か入っていることは確認できたため、期待は最高潮に!
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出てきたのは仏壇などに祀る掛け軸で、裏書によると本願寺から譲り受けたものでした。状態も良く豪華な一品で、ワタリも「金の匂いがする」と大興奮!
「ありがたい物が出ましたね」と仁ヶ竹さんもにっこり。 加賀百万石の歴史にふさわしい、華やかな金庫開錠でした。
記事提供元:テレ東プラス
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