関水渚“クロミ”と阿久津仁愛“千翠”は同じ種類の人間…「どちらが砕け散るか思い知らせてあげましょう」

更新日：2025年02月21日

イチオシスト：イチオシ編集部旬ニュース担当

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関水渚主演によるドラマ24「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜深夜0:12-0:42ほか、テレ東系／Lemino・TVerほかにて配信)の第5話が2月7日に放送。表面上は好青年だが、言葉の端々にトゲのある千翠(阿久津仁愛)の黒い部分が明らかになった。(以下、ネタバレを含みます)

最恐家政婦が“理想の家族”を追い求める

きづきあきら＋サトウナンキの同名漫画を原作にした同ドラマは、“理想の家族”を追求し、そのためには常識も倫理も超えた危険な手段も辞さない最恐家政婦・黒見白華(くろみきよか)＝クロミの姿を描くファミリー・パニックホラー。

クロミ(関水)が従事する灰原家の中で、美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・翠役は藤原紀香、その夫・蒼太役は高橋光臣。さらに、長男・千翠役を阿久津、長女・緋莉役を大熊杏優が務める。

千翠の同級生・藍川護(吉澤要人)の仲間内で楽しむだけのはずだった迷惑動画が拡散されてしまい大問題に。千翠のことを「良い奴」と信じていた藍川だったが、実は千翠がより問題になる動画を撮るように言葉巧みに仕向け、動画を流出させていた。

「世間がどう言おうと俺は味方だから」と言っていた千翠。しかし、翌日には一転して冷たい表情で藍川を無視し、さらに教室で他の仲間たちと「アイツがどうなろうと知ったこっちゃねぇよ」とあざ笑う。

それを知った藍川はショックを受け、仲の良さが自慢だった母親にも迷惑を掛けてしまったことで、「俺さえいなければ…」と思い詰めた藍川は自ら命を絶ってしまう。

動画が拡散されたころ、クロミは千翠の仕業なのかを確認しようと藍川に会いにいっていた。「一度つまずいたくらいで絶望する必要はありません。人生は何度でもやり直しができるものです」というクロミの助言にもかかわらず、悲しい展開を迎えることになった。

第5話の冒頭では、クロミと千翠の対立が描かれた。クロミが今の灰原家を「深い絆で結ばれた理想の家族」にすることを目標にする一方で、「本当の血のつながった家族を取り戻す」ことを目標にする千翠。

翠が再婚したため、千翠にとって蒼太は義理の父、緋莉は父親違いの妹で、蒼太も緋莉も「俺たち家族に取りついた寄生虫」だと言う千翠。クロミがこれまで灰原家を脅かす者に対して使ってきた“害虫”と同様、千翠も虫に例える。

藍川が亡くなり「最高のエンタメじゃん！」と高笑いする千翠の元に、ひっそりと現われたクロミは「自分にはない、理想の親子関係に妬んで、そして…殺してやりたくなった」と指摘。

図星を突かれたが、千翠は意にも介さず「俺はどんな手を使ってでも、自分の力で本当の家族を手にしてやる」と告げ、クロミも「どうやら私と千翠様は同じ種類の人間のようですね」と返し、いつかぶつかる日が来ると考えたクロミは「どちらが砕け散るか思い知らせてあげましょう」とほほ笑みを見せた。

これまで、灰原家に近寄る“害虫”を亡き者にしてきたクロミ。その怖さは存分に伝わってきていたが、そんなクロミが「同じ種類の人間」と称する千翠から感じる恐ろしさ。

阿久津は千翠を演じることについて「今まで映像の作品で、千翠のようなキャラクターを演じたことがないので不安もありますが」と話していた。だが、妹に対するチクチクとした態度や、藍川への冷たい表情、恐怖を感じるほどの高笑い、クロミに指摘された際の舌打ちなど、嫌なところを見事に表現している。

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