青山商事のバーチャル試着サービスがアップデート1度に2つのアイテムが組み合わせ可能に
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衣類のオンラインショッピングで不安なのが、試着ができないこと。これを解消するために、青山商事(広島県福山市)は、専用アプリが不要でスマートフォンから画像で気軽に試着を体験できる「バーチャル試着サービス」を2023年9月から導入している。徐々に対象アイテムを拡充してきたが、このほど、1度に2つのアイテムを組み合わせることができるようにアップデートした。
自分のスマートフォンが“試着室”になる同社のバーチャル試着サービスは、リアル店舗では、なかなかチャレンジしにくい色合いでも、誰にも見られることなく試着できるなどの点から好評を得ているという。一方、これまでは1アイテムのみでの試着にとどまっていたため、複数のアイテムを組み合わせることの多いビジネスウエアにおいて課題となっていた。今回のアップデートで、アウターとインナーなど、異なる2つのアイテムを自由に組み合わせリアルな試着が体験できるようになった。
また、移動中やカメラが使えないときでも気軽にバーチャル試着を体験できるように、あらかじめ撮影した自分の写真にも洋服を試着させることができるようになった。
同社EC事業部の笠原実紅さんによると、バーチャル試着の利用者アンケートでは、「丈感がわかってよかった」「家で気軽に試着ができるので普段着用しない色もチャレンジできた」など、8割の人からポジティブな声が届いているという。笠原さんは「今回のアップデートで、ビジネスウエアとの相性はさらによくなり、お客様がより楽しみながらオンラインショッピングをしていただけるようになりました。まだまだ、バーチャル試着の可能性を感じているため、今後もさらなる進化をさせていきたいです」とのコメントを寄せている。
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記事提供元:オーヴォ(OvO)
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