新潟県内の小学校と無印良品が連携 「直江津小学校の児童が考えたシャークカレー」誕生
新潟県・上越市立直江津小学校の児童たちが、地元の“サメ食文化”から着想を得て考案した「シャークカレー」が、無印良品(良品計画・東京)などに登場する。
新潟県と良品計画は、2020年に「無印良品直江津」が県内に出店したことをきっかけに、地域課題の解決や県内産業の振興、地域経済活性化に連携して取り組んできた。その一環で今回誕生したのが「直小×NISHIKIYA KITCHEN 直江津小学校の児童が考えたシャークカレー」。2月18日(火)に新潟県内限定で、20日(木)に県内外の無印良品11店舗で発売される。なお20日には東京・銀座の「銀座・新潟情報館THE NIIGATA」でお披露目の催しが予定されている。
「直江津らしさ」をテーマに考案されたヨシキリザメ、じゃがいも、たまねぎが入った和風味のカレー。開発に当たっては、無印良品のカレーを多く手掛けるにしき食品(宮城県岩沼市)の協力のもと、カレー消費量全国トップクラスの新潟県がサポート。児童たちが商品企画から製造までの流れを体験した。
まず、同小の児童が描いたカレーの企画案の中から厳選した「シーフードカレー」と「シャーク(サメ)カレー」から、児童たちの投票で「シャークカレー」に決定。児童たちがこだわったのは、具材の種類と香辛料のバランス。具材はサメ以外に「こどもが好きなじゃがいもを入れたい」、味わいについては「カレー風味を強くしたいのでスパイスを増やしたい」など、児童たちの多くの意見が取り入れ、3回の味決め授業を重ね、納得のいく味わいに仕上げた。また、上越市は古くから、年間の多湿な気候を生かし、酒・みそ・しょうゆなどの発酵食品の製造が盛ん。今回のテーマ「直江津らしさ」に基づいて、カレーのコク付けには、上越市内にある山本味噌醸造場で作られた米みそ「雪ん子みそ」を使用している。
パッケージデザインも、児童の考える直江津の色「青」を大胆に使用し、サメのイラスト、商品名の文字などは児童が実際に描いた。
2月18日の先行販売は、三八朝市会場(上越市中央2・3丁目)で9時30分~10時。2月20日からの新潟県内外での販売場所は以下の通り。
<新潟県>無印良品 直江津、無印良品 新潟河渡新町、無印良品 燕、無印良品 新潟白根、上越エリア郵便局(長野県諏訪郵便局含む)94局
<長野県>無印良品 青木島ショッピングパーク、無印良品 上田、無印良品 ツルヤ塩尻、無印良品 ツルヤ安曇野穂高、無印良品 茅野
<東京都>無印良品 銀座、無印良品 池袋西武、サンシャインシティアルパ、銀座・新潟情報館THE NIIGATA、NISHIKIYA KITCHEN 自由が丘店
<宮城県>NISHIKIYA KITCHEN 仙台パルコ店、NISHIKIYA KITCHEN 岩沼店、NISHIKIYA KITCHEN ララガーデン長町店、NISHIKIYA KITCHEN 仙台国際空港店、NISHIKIYA KITCHEN 公式オンラインショップ
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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