ポイント経済圏総合満足度ランキング1位は「PayPay経済圏」に【MMD研究所調べ】
ポイント経済圏とは、同じ企業グループや提携グループのサービスで、共通のポイントを貯め、お金代わりに使えるシステムのこと。楽天、PayPay、イオンなどさまざまなポイント経済圏があるが、活用されているのはどの経済圏なのだろうか。MMD研究所が行った、「ポイント経済圏」に関するアンケート調査の結果を見てみよう。
ポイント活用度も経済圏への意識の高さも楽天がトップ
![ポイント経済圏総合満足度ランキング1位は「PayPay経済圏」に【MMD研究所調べ】の画像1](https://ix.aacdn.jp/ichioshi/cp_articles/img/uP2krqAfsI/content_1_20250208081027.jpg)
MMD研究所は、2025年1月10日~1月14日、予備調査では18歳~69歳の男女25,000人、本調査ではポイント経済圏メイン利用者2,500人を対象に「ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」を行った。
まず「現在活用している共通ポイント」(複数回答可)を尋ねると、1位は「楽天ポイント」57.2%、2位は「Vポイント」39.1%、3位は「PayPayポイント」38.5%という結果だった。最も活用している共通ポイントは、「楽天ポイント」が33.2%と最も多く、2位は「dポイント」14.0%、3位は「PayPayポイント」13.6%と続いた。
楽天ポイントは半数以上の人が活用しており、最も活用していると答えた人も3割以上と断トツ人気という結果に。一方4割近くの人が活用していると答えたVポイントに関しては、最も活用していると答えた人は6.2%で5位。活用はしているが、頻繁に活用している人は少ないようだ。
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ポイント経済圏を意識していると答えた15,247人を対象に、「最も意識しているポイント経済圏」を聞いたところ、楽天経済圏が43.6%と最も高く、PayPay経済圏が17.8%、ドコモ経済圏が16.2%と続き、楽天がポイント活用度とともに経済圏の意識の高さもトップという結果となった。
それぞれ経済圏のメリットを認識し、ライフスタイルに合ったポイ活を
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ポイント経済圏メイン利用者2,500人に、「メインで利用している経済圏を意識し始めたきっかけ」を質問したところ、楽天経済圏は「ECサイト」35.2%、PayPay経済圏は「QR・バーコード決済」46.0%、ドコモ経済圏は「モバイル通信」27.6%、au経済圏は「モバイル通信」26.2%、Vポイント経済圏は「ポイントカード」41.2%、イオン経済圏は「電子マネー」40.8%がそれぞれの一番多い回答だった。
楽天経済圏は楽天市場や楽天トラベルなどECサイト、PayPay経済圏は携帯によるキャッシュレス決済、ドコモやauはスマホの通信や決済など、それぞれの特性が明確になっている。
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活用しているポイント経済圏への満足度はどうなのだろうか。ポイント経済圏メイン利用者を対象にメインで利用している経済圏の総合満足度を聞いたところ、「満足」と「やや満足」を合わせると、僅差ではあるがPayPay経済圏が79.0%と最も多く、活用度・意識度ともにトップの楽天をおさえて1位となった。
PayPay経済圏は、ソフトバンクグループが提供しているサービスを中心としており、スマホ決済の草分け的存在。日々の買い物でもコツコツとPayPayポイントが貯まっていくのも魅力だ。ソフトバンクユーザーであれば、携帯電話の通信費に加え「ソフトバンク光」や「SoftBank Air」のインターネットなど、毎月の料金の支払でのポイント還元も期待できる。スマホひとつで気軽にポイ活ができる、シンプルさが満足度に繋がっているのかもしれない。
使っている携帯キャリアで選ぶ、良く利用するECサイトや店舗で選ぶなど、生活圏と照らし合わせて経済圏を選択し活用すれば、無理なく楽しくポイ活を進めることができそうだ。
出典元:【MMD研究所】
記事提供元:スマホライフPLUS
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