仙人まで出現!?2000㎞を歩くノープランの冒険旅で奇跡の出会いをゲットだぜ~:YOUは何しに日本へ?
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。今回のテーマは、「YOUの大大大冒険SP」。ぬるぬる、ザブザブ、ニョロニョロが飛び交う95分で、果たしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】2000㎞を歩くノープランの冒険旅で奇跡の出会いをゲットだぜ~&江戸時代続く名店で「うな重」を食す

空港で声をかけたのは、沖縄を目指すドイツ出身のルーカスさん(26歳/来日3回目)とミシェルさん(26歳)のアニメ好きペア。東京から沖縄まで、約2130㎞を歩いて旅するという。
目的は「(「ポケットモンスター」の)サトシみたいな冒険者になりたい」「僕は日本の人を笑顔にする」と壮大だ。「楽しそう~」と羨ましがると、冒険に誘ってくれたので密着決定!

1週間後、相棒のポケモンマスコットをぶら下げたルーカスさんと横浜駅で再会。しかし相方のミシェルさんは家族問題で帰国…残念だが急遽一人旅になったそう。
横浜~沖縄の距離は約2110㎞(ビザ期限は1ヵ月と29日)。行き当たりばったりの方が楽しいからと、ノープランで、まずは60㎞離れた箱根にGo~。
ドイツの田舎町ですくすく育ったルーカスさんだが、10歳で両親が離婚すると、寂しさのあまり毎日塞ぎ込んでいたとか。そんな時に支えてくれたのが、日本のアニメ”ポケモン“。道中で友だちを作り、一緒に冒険してもっと仲良くなっていくサトシみたいになりたい!そう夢見て、この旅を計画した。

天気が良く気分も上々! お昼も食べずに4時間歩き続けたルーカスさん。午後2時に到着した藤沢で地元の方にリサーチすると、藤沢のソウルフードなる「味の古久家」をオススメしてくれた。店を訪れると、テレ東ファンという店長・長町さんに歓迎していただき、入店行列で話しかけてくれた来店歴60年の鈴木さん(81歳)とランチすることに。
「味の古久家」は昭和22年創業、藤沢をメインに7店舗展開し、地元民に愛される中華店だ。
注文したのは「ハーフチャーハン」と1日1400個売れる「餃子」、そして地元民が推す「タンメン」(850円)。高火力で炒めた野菜から出る出汁スープの美味しさに、ルーカスさんは大感激! 〆に日本酒で乾杯したら、2人は歳の差を超え、すっかり仲良くなった。
そんな鈴木さんが常連になったのは、病気の妻の通院帰りに寄るようになってから。3年前に他界してからは、思い出の残る店にひとり通う日々を送る。「人生っていうのは、いい出会いをすることが一番幸せ」と語る鈴木さんに同意するルーカスさんは、「今日出会えた。本当にありがとう」と感謝を伝えた。

胃袋はフルチャージできたし、大冒険の再会! といきたいが、すでに午後4時30分。
でもどうしても海までは歩きたい…。ドイツには海がないので、日本の美しい海や空を見るのを楽しみにしてきたそうだ。
暗くなった道を3時間歩き続け、午後8時に念願の海に到着したが、暗闇の中、波音だけが聞こえる状態。「キレイ~」と喜ぶルーカスさんだが、本当はあまり見えてないよね…!?
宿は急きょ、江ノ島近くのゲストハウス(4000円)を予約。旅の予算は16万5000円なので、ちょっぴり贅沢だがやむを得ない。

大冒険2日目は、朝5時45分に起床。昨夜のリベンジをしようと向かったのは、朝焼けにきらめく海だ。絶景の日の出に向かって「おはようジャパン!」と叫び、その美しさに感激。
これで今日も1日がんばれるね。昨日は約30㎞歩いたので、残りは約2080㎞。
まずはコンビニに入り、段ボールをもらったルーカスさん。すると、手早くヒッチハイク用のカードボードを作り始めたではないか…。荷物が重くて歩き続けるのはムリだと判断し、タイパ重視でヒッチハイクとのコラボに切り替えるそうだ(笑)。初めてのヒッチハイクだそうだが、上手くいくのか!?

しかしやってみれば、奇跡的に5分で成功! 小田原まで乗せてくれる親切なご夫婦・タカノブさんとミキさんは、富士山を見ながらドライブをしにきたが「ヒッチハイクに応じたらもっと楽しいかも」と考えたという。しかも昨日入籍したばかりの新婚さん!
小田原で降ろしてもらうと、幸多き出会いに感謝しつつ、「(優しい)気持ち忘れない」と固く誓うルーカスさんだった。

さあ、小田原から箱根に向けて再出発! 夕暮れの美しい山や紅葉も楽しみつつ歩き、ようやく箱根湯本の駅に到着。箱根ゲットだぜ~と喜んだのもつかの間、ルーカスさんが予約したホステルは、駅から徒歩3時間もかかる場所にあるという。
芦ノ湖に向かって高低差550mという険しい道のり…時はすでに午後6時30分。「今から3時間歩くってヤバくない?」とさすがに焦り、疲れもMaxの大ピンチに。

疲労困憊で山道を歩いていると、通りがかりの車から「大丈夫ですか?」と声をかけられた。しかも、芦ノ湖の方に行くから乗っていく? と誘ってくれた! 実はルーカスさんの横を3分前にも通過したが、気になって引き返してきてくれたそうだ。なんという優しさ!「日本人は優しいイメージがあったけど、こんなに優しいとは思ってなかった」とルーカスさん。拾ってもらえたおかげで、無事にホステルゲット~。最高の出会いを、またまた経験したのだった。

大冒険の3日目、向かったのは “夕日の滝”なる場所。「滝行をやってみたい。ポケモンのキャラもやっていました」(ルーカスさん)。
案内に従って山道を進んで行くと、仙人のような方から「滝行? 私は終わった。最高」と話しかけられた。ルーカスさんが「滝行は何分すべきか」と尋ねると、「1分半。説明しましょうか?」というではないか。せっかくの出会いなので、足柄仙人さん(自称)と一緒に滝行へ。ちなみに御年73歳、仕事はもう引退しているそう。滝行に目覚めて仙人となった市川さんは、趣味で一般の人に指導もする“滝行の達人”なんだって。

夕日の滝に到着。激しい滝を目の当たりにし、テンションMaxのルーカスさん。ここは南足柄市にある落差23mの滝で、滝行の聖地。日の入りが一番北に位置する夏至の日、夕日が赤く滝壺に映る現象が名前の由来とされている。さあ、憧れの滝行ゲットだぜ!
まずは海パンに着替え、安全を願って祈願を行い、滝のそばまで下りていく。激しい寒さを吹き飛ばすため、仙人さんをマネて「えーいえいっ!」と、大声で気合いを入れる。

推定水温5℃の水の中へ。仙人さんの指示で滝壺に入り、竹の棒を水中に刺して体を支える。ルーカスさんは滝の水圧に何度もうろたえるが、仙人さんから「もっと声を出して!もう1回!」とスパルタの指示が飛ぶ。
滝に打たれ、必死にがんばったルーカスさんは終了後、「ホントにスゴい気持ちいい。初めてこの気持ち。暖かいと冷たいが一緒でした。今、超暖かいです。滝の下は暖かいでした」と大興奮!
今回の密着はここまで。さらなる大冒険が待ち受ける西日本編もお楽しみに~!
【動画】2000㎞を歩くノープランの冒険旅で奇跡の出会いをゲットだぜ~&江戸時代続く名店で「うな重」を食す

空港で声をかけたのは、沖縄を目指すドイツ出身のルーカスさん(26歳/来日3回目)とミシェルさん(26歳)のアニメ好きペア。東京から沖縄まで、約2130㎞を歩いて旅するという。
目的は「(「ポケットモンスター」の)サトシみたいな冒険者になりたい」「僕は日本の人を笑顔にする」と壮大だ。「楽しそう~」と羨ましがると、冒険に誘ってくれたので密着決定!

1週間後、相棒のポケモンマスコットをぶら下げたルーカスさんと横浜駅で再会。しかし相方のミシェルさんは家族問題で帰国…残念だが急遽一人旅になったそう。
横浜~沖縄の距離は約2110㎞(ビザ期限は1ヵ月と29日)。行き当たりばったりの方が楽しいからと、ノープランで、まずは60㎞離れた箱根にGo~。
ドイツの田舎町ですくすく育ったルーカスさんだが、10歳で両親が離婚すると、寂しさのあまり毎日塞ぎ込んでいたとか。そんな時に支えてくれたのが、日本のアニメ”ポケモン“。道中で友だちを作り、一緒に冒険してもっと仲良くなっていくサトシみたいになりたい!そう夢見て、この旅を計画した。

天気が良く気分も上々! お昼も食べずに4時間歩き続けたルーカスさん。午後2時に到着した藤沢で地元の方にリサーチすると、藤沢のソウルフードなる「味の古久家」をオススメしてくれた。店を訪れると、テレ東ファンという店長・長町さんに歓迎していただき、入店行列で話しかけてくれた来店歴60年の鈴木さん(81歳)とランチすることに。
「味の古久家」は昭和22年創業、藤沢をメインに7店舗展開し、地元民に愛される中華店だ。
注文したのは「ハーフチャーハン」と1日1400個売れる「餃子」、そして地元民が推す「タンメン」(850円)。高火力で炒めた野菜から出る出汁スープの美味しさに、ルーカスさんは大感激! 〆に日本酒で乾杯したら、2人は歳の差を超え、すっかり仲良くなった。
そんな鈴木さんが常連になったのは、病気の妻の通院帰りに寄るようになってから。3年前に他界してからは、思い出の残る店にひとり通う日々を送る。「人生っていうのは、いい出会いをすることが一番幸せ」と語る鈴木さんに同意するルーカスさんは、「今日出会えた。本当にありがとう」と感謝を伝えた。

胃袋はフルチャージできたし、大冒険の再会! といきたいが、すでに午後4時30分。
でもどうしても海までは歩きたい…。ドイツには海がないので、日本の美しい海や空を見るのを楽しみにしてきたそうだ。
暗くなった道を3時間歩き続け、午後8時に念願の海に到着したが、暗闇の中、波音だけが聞こえる状態。「キレイ~」と喜ぶルーカスさんだが、本当はあまり見えてないよね…!?
宿は急きょ、江ノ島近くのゲストハウス(4000円)を予約。旅の予算は16万5000円なので、ちょっぴり贅沢だがやむを得ない。

大冒険2日目は、朝5時45分に起床。昨夜のリベンジをしようと向かったのは、朝焼けにきらめく海だ。絶景の日の出に向かって「おはようジャパン!」と叫び、その美しさに感激。
これで今日も1日がんばれるね。昨日は約30㎞歩いたので、残りは約2080㎞。
まずはコンビニに入り、段ボールをもらったルーカスさん。すると、手早くヒッチハイク用のカードボードを作り始めたではないか…。荷物が重くて歩き続けるのはムリだと判断し、タイパ重視でヒッチハイクとのコラボに切り替えるそうだ(笑)。初めてのヒッチハイクだそうだが、上手くいくのか!?

しかしやってみれば、奇跡的に5分で成功! 小田原まで乗せてくれる親切なご夫婦・タカノブさんとミキさんは、富士山を見ながらドライブをしにきたが「ヒッチハイクに応じたらもっと楽しいかも」と考えたという。しかも昨日入籍したばかりの新婚さん!
小田原で降ろしてもらうと、幸多き出会いに感謝しつつ、「(優しい)気持ち忘れない」と固く誓うルーカスさんだった。

さあ、小田原から箱根に向けて再出発! 夕暮れの美しい山や紅葉も楽しみつつ歩き、ようやく箱根湯本の駅に到着。箱根ゲットだぜ~と喜んだのもつかの間、ルーカスさんが予約したホステルは、駅から徒歩3時間もかかる場所にあるという。
芦ノ湖に向かって高低差550mという険しい道のり…時はすでに午後6時30分。「今から3時間歩くってヤバくない?」とさすがに焦り、疲れもMaxの大ピンチに。

疲労困憊で山道を歩いていると、通りがかりの車から「大丈夫ですか?」と声をかけられた。しかも、芦ノ湖の方に行くから乗っていく? と誘ってくれた! 実はルーカスさんの横を3分前にも通過したが、気になって引き返してきてくれたそうだ。なんという優しさ!「日本人は優しいイメージがあったけど、こんなに優しいとは思ってなかった」とルーカスさん。拾ってもらえたおかげで、無事にホステルゲット~。最高の出会いを、またまた経験したのだった。

大冒険の3日目、向かったのは “夕日の滝”なる場所。「滝行をやってみたい。ポケモンのキャラもやっていました」(ルーカスさん)。
案内に従って山道を進んで行くと、仙人のような方から「滝行? 私は終わった。最高」と話しかけられた。ルーカスさんが「滝行は何分すべきか」と尋ねると、「1分半。説明しましょうか?」というではないか。せっかくの出会いなので、足柄仙人さん(自称)と一緒に滝行へ。ちなみに御年73歳、仕事はもう引退しているそう。滝行に目覚めて仙人となった市川さんは、趣味で一般の人に指導もする“滝行の達人”なんだって。

夕日の滝に到着。激しい滝を目の当たりにし、テンションMaxのルーカスさん。ここは南足柄市にある落差23mの滝で、滝行の聖地。日の入りが一番北に位置する夏至の日、夕日が赤く滝壺に映る現象が名前の由来とされている。さあ、憧れの滝行ゲットだぜ!
まずは海パンに着替え、安全を願って祈願を行い、滝のそばまで下りていく。激しい寒さを吹き飛ばすため、仙人さんをマネて「えーいえいっ!」と、大声で気合いを入れる。

推定水温5℃の水の中へ。仙人さんの指示で滝壺に入り、竹の棒を水中に刺して体を支える。ルーカスさんは滝の水圧に何度もうろたえるが、仙人さんから「もっと声を出して!もう1回!」とスパルタの指示が飛ぶ。
滝に打たれ、必死にがんばったルーカスさんは終了後、「ホントにスゴい気持ちいい。初めてこの気持ち。暖かいと冷たいが一緒でした。今、超暖かいです。滝の下は暖かいでした」と大興奮!
今回の密着はここまで。さらなる大冒険が待ち受ける西日本編もお楽しみに~!
記事提供元:テレ東プラス
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