投票イベントの不正を告発したコレコレ、TikTok運営への批判を封印 「他の人の職が失われる可能性」「久々にヒエラルキーを感じた」
TikTokの投票イベントでの不正を告発していた「コレコレ」(登録者数231万人)が2月1日にツイキャス配信を実施し、TikTokの運営についてこれ以上口出ししないと報告しました。
投票イベントの水増しを告発していた
コレコレは、1月24日〜2月2日の10日間にわたって開催されている、TikTok LIVEと「マイメロディ50周年&クロミ20周年記念」のコラボイベント「LIVE Ranking -2025 Jan/Feb- Feat.『Sanrio Characters』」(通称: 盾イベ)に参加中です。1月29日に実施したツイキャス配信の中で、このイベントにおける不正行為を訴えていました。
優勝を目指しているコレコレは、同時接続数が自身の10分の1程度しかない「パイナップル」(同1万人)という女性配信者が、自身と同程度の票を集めていることを疑問視。調べたところ、パイナップルがイベントの規約違反にあたる「サブ垢を使って大量に投票数を水増し」していたことがわかったと報告しました。
コレコレがパイナップルに直接確認すると、「他の人がやっていたから私もやっちゃいました」「ごめんなさい、もう二度としません」と謝罪されたそう。しかし、TikTok運営は対応を取る様子が見られないとして、コレコレはスポンサーであるサンリオにも把握状況や不正行為への考えを問い合わせると表明。この件を拡散するよう呼びかけるとともに、「徹底的にやらせてもらうよ」「もし今回TikTok運営がちゃんと対応しないんだったら、僕TikTok引退します」とも口にしていました。
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これ以上TikTok運営に口出しできなくなった
2月1日のツイキャス配信でコレコレは、「不正者に対しての最終判断が出ました」と報告。イベントの規約上は、不正者はランキングから除外し、入賞者として扱わないとされていたにもかかわらず、こうした措置は取られなかったとのこと。それに代わって、不正投票で得られたポイントを全体的に減らすといった措置が取られたそうです。
コレコレはこの対応に失望しつつ、
僕のほうでは配信でTikTokの運営方針についてとやかく言うことはできません、今後。それをしてしまうと、詳しくは言えないんですが現時点では、他の人の職が失われる可能性があります。
と打ち明けました。「他の人ってなると僕1人の問題ではないので」「今後、運営の方針には逆らいません」と声を落とすコレコレは、
俺以外のクリエイターどうなっても知らんから、ぶっちゃけね・・・と思ったけど、一応お世話になっとるからな・・・
と、関係者への影響を考慮して引き下がることにしたようです。「久々にヒエラルキーを感じたわ、社会の」「こんな感じなんですね、ここ(TikTok)は」と、終始失望感を漂よわせていたコレコレは、
本当に今回視聴者にマジで申し訳ないなって気持ちを抱いています。
すいません本当に。俺が初めた不正祭りなのに。こんな結果になってしまって。参加するんじゃなかった本当に。
と、視聴者に謝罪しました。一方、現状のまま対応が変わらなかった場合、2月中旬に重大発表をすると予告もしています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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