老齢の一般男性がスパイに。驚きの実話を“自ら”映画化「ジェリーの災難」
定年退職した69歳のジェリーは、1本の電話をきっかけにスパイ活動をするはめに──。実際に起きた驚きの出来事を、なんと当事者ジェリーの脚本・主演により映画化した「ジェリーの災難」が、3月20日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。
移民として長くアメリカに暮らし、今は息子たちも離れたことで独りのジェリー。ある日、中国警察からの電話で、自分がマネーロンダリング事件の容疑者になっていると知る。中国への強制送還という危機に陥り、彼は捜査に協力することに。銀行を監視して写真に収め、極秘に送金し、隠しマイクをつけて窓口係に探りを入れていく。そして数ヵ月後、ジェリーが一連の出来事を打ち明けると、家族は驚きの選択をするのだった……。
2023年のスラムダンス映画祭をはじめ多くの映画祭に出品され、「最後の数分で、衝撃的な結末を迎える」(Hindustan Times)、「ジェリーに笑い、5分後には涙をこらえている」(The Harvard Crimson)、「まさに珠玉の映画」(ASIAN MOVIE PULSE.COM)などと評された話題作だ。
「ジェリーの災難」
主演:ジェリー・シュー
監督:ロー・チェン
脚本:ジェリー・シュー、ロー・チェン
プロデューサー:ジョン・シュー、ロー・チェン
エグゼクティブプロデューサー:ジョン・シュー、ロー・チェン
2023年/アメリカ/75分/カラー/スコープ/DCP
原題:Starring Jerry As Himself 字幕翻訳:藤原由希
提供:マクザム 配給:NAKACHIKA PICTURES
© 2023 Forces Unseen, LLC.
公式サイト:jerry-movie.com
記事提供元:キネマ旬報WEB
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