令和ロマン、トップバッターに決まった瞬間は弱気に「さすがに終わりかな…」＜M-1グランプリ2024　祝！20回 漫才師たちの大反省会＞

(C)ABCテレビ・吉本興業

「M-1グランプリ2024　祝！20回 漫才師たちの大反省会」

「M-1グランプリ2024」が2024年12月22日に放送され、令和ロマンの連覇で幕を閉じた。その直後、Leminoで麒麟・川島明がMCを務める「M-1グランプリ2024　祝！20回 漫才師たちの大反省会」を生配信。決勝での裏話に加え、ファイナリストたちが実践してきた“対策”や、令和ロマンのネタ選びなどについてトークを繰り広げた。(以下、ネタバレを含みます)

マヌカハニーは高比良くるまの陰謀？

川島、笑い飯・西田幸治、とろサーモン、錦鯉が待つスタジオに、マユリカ、ジョックロック、ママタルトの3組が登場。マユリカ・中谷は「(敗者復活戦と合わせてネタが)2本できるとは。最高のボーナスタイムでした」とすがすがしい顔で話す一方、審査員たちの前で「面白くなります！」と誓ったジョックロック・ゆうじろーは「気付いたら終わっていて…ここから伸びられるんですかね…」と本音を口に。

同じく敗退時のやりとりに後悔をにじませるママタルトだが、ママタルト・檜原洋平の声をとろサーモン・久保田かずのぶが絶賛。檜原は「令和ロマンのラジオで言っていた7000円するマヌカハニーをなめていたら、より声が出るようになって」と明かす。

また、ジョックロック・福本ユウショウはそれを檜原のWEB連載で読んだそうで、「買ったら人生で1番デカい声が出た」と効果があったことを伝え、中谷も檜原の記事がきっかけでマヌカハニーを購入。

それを聞いた川島は「そのマヌカハニーなめたやつ、めちゃくちゃ負けてるやんけ！　くるまの作戦や！」とツッコみ、全員が令和ロマン・高比良くるまの手のひらで踊らされていたのでは？と疑っていた。

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左からジョックロック・ママタルト・マユリカ

M-1ラストイヤーのダイタクは次のステップへ

続いてスタジオに登場したのはヤーレンズ、トム・ブラウン、ダイタクの3組。ヤーレンズ・出井隼之介は出番を待つ間、「(1番手でステージへ向かう)令和ロマンの後ろ姿を見て、時代に愛されてるな、持ってる」と話していたと明かす。

ダイタク・吉本大は、他の組の出番中に「去年のファイナリストがいろいろ教えてくれていたのに、どんどんいなくなった」と初出場組が取り残されたことに言及。6年ぶりの決勝となったトム・ブラウンのみちおは「僕らが引率みたいになって」と振り返る。

そのダイタクは今回がM-1ラストイヤー。今後の活動についてトム・ブラウンの布川ひろきと軽妙なやり取りを見せるなど、終始和やかな雰囲気のトークを繰り広げた。

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左からトムブラウン・ダイタク・ヤーレンズ

真空ジェシカ・川北茂澄が本音を明かす

次の3組はバッテリィズ、真空ジェシカ、エバース。今大会の最高点をたたき出したが、最終的には2位となったバッテリィズ。「ちょっと“楽しい”が勝ちました。(左右の手で比べながら)ほんまに爪差くらい」と振り返るエース。

真空ジェシカ・川北茂澄は「ママタルトが“まーごめ(まーちゃんごめんね)”とやったときに泣きそうになった。(自分は)M-1でだけやらないようにしていたんです」と本音を明かす。

エバースは2024年、さまざまな賞レースでファイナリストに。町田和樹が「プレッシャーで予選はガタガタだったんですけど、決勝は久しぶりのノーミスでした」と笑顔を見せる一方、佐々木隆史は決勝に4度進出したオズワルド・伊藤俊介から終わった直後に「修羅の道へようこそ」とLINEで届いたことを告白。芸人たちも「ガチでエグい」「こわ…」と苦笑いしていた。

ラストは令和ロマンが登場し、川島が「バケモノ」、西田が「漫才神(まんざいしん)」とそれぞれ絶賛。高比良くるまはトップバッターに決まった瞬間は「さすがに終わりかな」と弱気になっていたと振り返る。

また、2023年は出順に応じてネタを変えていたことに触れられ、松井ケムリが「(今回は)今年出来たネタを2本」、高比良が「どっちも10月、11月くらいに出来て」と語り、1本目に披露したネタの誕生秘話から自信のおけるネタに仕上がるまでを話してくれた。

「M-1グランプリ2024　祝！20回 漫才師たちの大反省会」はLeminoにて独占配信中。

【制作・編集：WEBザテレビジョン編集部】

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「M-1グランプリ2024」で優勝した令和ロマン