手術からS・シェフラーがついに復帰！「家でイライラしていた（笑）」

＜AT＆Tペブルビーチ・プロアマ　事前情報◇28日◇ペブルビーチGL（6972ヤード）、スパイグラスヒルGC（7041ヤード・いずれもパー72）◇米カリフォルニア州＞

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー（米国）が今週のシグネチャー大会「AT＆Tペブルビーチ・プロアマ」で今季初出場する。昨年12月のクリスマスの日、自宅でディナーの準備をしていたところ、右の手のひらをガラスで切るアクシデント。小さな手術を行ったため、2025年シーズンの開幕戦「ザ・セントリー」以降は、欠場が続いていた。

28日の練習日、右手のひらに小さな包帯を巻いたシェフラーがペブルビーチに登場。ペブルビーチで練習ラウンドを行い、自身の状態を確かめた。「今年のこの時期に始動をするのは少し変な感じがするが、戻ってこられて嬉しい。プレーするのが本当に楽しみだ」と、公式会見で笑顔を見せた。

手術後は「ゴルフができず、家で座っているのはイライラしていた（笑）」と、トレーニングを含め何もできない時期もあったという。手が治り練習を再開がさせると.試合に出場するための準備を進めた。大会4日前までは、ペブルビーチでプレーできるかどうかが不明だったが、今大会に出場することを決めた。「先週は寒い中、かなり頑張ったが、日に日に良くなっていった。だから、戻ってきてプレーを始めたい」と、意気込む。

出場予定だった開幕戦と「ザ・アメリカン・エキスプレス」の2試合を欠場したシェフラー。3月にはツアーのフラッグシップ大会「ザ・プレーヤーズ選手権」、4月にはメジャー初戦「マスターズ」が控えるなど、これからシーズンは本格化する。「プレーするのは楽しい。でも、2試合を欠場したからといって、スケジュールの流れやリズムを変えたくはないね。1試合ぐらいは追加するかもしれないけど」と話したシェフラー。昨シーズンツアー7勝を挙げたの年間王者がついに始動する。