ハンバーグとグラタンを同じ皿に盛るのはNG⁉ 女子プロが新人セミナーで習った“恥をかかない”パーティーマナー
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)がJLPGA入会1、2年目の会員を対象に行っている『新人セミナー』。魅力的な女子プロゴルファーになるべく、社会人としてのマナーをはじめ、SNS対策など、さまざまなことを学んでいる。
その中で、女子プロが学んだパーティーマナーや所作を紹介。パーティーの食事といえばビュッフェスタイルが定番だが、料理の盛り付けにマナーが存在する。好きなものを皿になんでも取ってしまうと「恥ずかしい人」と思われかねないので、注意が必要だ。
そんな恥ずかしい思いをしないためにも、2003年からJLPGAの教育に携わっているJ-Laboの笠井玲子先生の指導のもと、22年にプロ入りした永嶋花音とともにパーティーでのマナーや所作を勉強しよう。
ビュッフェ料理は皿いっぱいに盛ってはいけない?
■3種類前後を目安にしてタレ付きの料理は分ける
ビュッフェは流れに沿って時計回りに移動するのが基本。一人一回、一皿ずつ取るのがマナーで、お皿には3種類前後を目安に、取り皿の内側のラインに収まる程度盛り付けます。その際、温かいものと冷たいものは分け、タレが付いたもの同士も同じ皿には取らないようにしましょう。一皿になんでも盛ろうとすると、見た目にも悪いですし、味も混ざってしまいます。
何度も取りに行くのは面倒だし、皿にスペースがあれば盛れるだけ盛りたくなる気持ちは分かるが、皿のフチは料理を乗せてはいけない部分。そうすると、必然的に3種類ほどが適切な量となる。また、味が混ざるため、ハンバーグや照り焼きチキン、グラタンなどのタレが付いた料理を一緒に盛るのも避けよう。カルパッチョのような冷菜を温かい料理と同じ皿に盛るのもNGだ。
おかわりは何回しても構わないため、適量を取りつつ、食べ終えたら新しい皿に料理を盛ることを徹底すれば、恥はかかないで済むだろう。
【解説】
■笠井玲子さん
株式会社J-Labo代表取締役社長。JALグループ初の女性役員。2003年からJLPGAの教育に携わり、新人女子プロゴルファー研修をはじめ幅広くJLPGAのブランド力向上に寄与。
■永嶋花音
2001年生まれ、東京都出身。2022年プロ入り。新人セミナーで講師から褒められた笑顔と明るさを常に意識してプレーしている。
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