【Lemino BOXING】無念の負傷欠場を余儀なくされた武居由樹がリング上であいさつ「必ず強くなって戻ってくる」
東京・有明アリーナで開催された「NTTドコモ presents Lemino BOXING世界タイトルマッチ 井上尚弥 vs キム・イェジュン」の第3試合終了後、もともと同日にWBO世界バンタム級タイトルマッチに臨む予定だった武居由樹がリング上でファンに向かってお詫びのあいさつを行った。
武居は同日にWBO10位のユッタポン・トンディ(タイ)との防衛戦を予定していたが、12月16日に右肩関節唇損傷で全治約4週間と診断。同18日に右腕を三角巾でつった状態で記者会見を行い、試合の延期を発表していた。
リング中央でマイクを手にした武居は、まず冒頭で「今回、僕のケガで試合を延期してしまい、対戦相手のユッタポン選手、そして今回の試合を楽しみにしてくれていたファンの皆様、本当に申し訳ございませんでした」とファンに向かって謝罪。その上で「現在は走り込みや左のパンチの練習を特にやっていて、ケガをした右肩も少しずつですが良くなってきています」と回復状況を報告した。
しかし、そこはやはりチャンピオン。「こうしてリングに上がると、試合をできなかったことが非常に悔しいです。必ず強くなって戻ってくるので、もう少しだけ皆さん待っていてください。次に復帰するときには必ず強くなった武居由樹をお見せするので、そのときはぜひ会場に応援に来てもらえたら僕は何よりうれしいです」と悔しさをにじませながら、パワーアップしての復帰を約束した。
Leminoで試合解説を担当していた長谷川穂積さん(元WBC世界3階級王者)は「(ボクサーには)ケガはつきものなので、完璧な状態でリングに戻ってきてほしい」とエールを送っていた。
【制作・編集:Blue Star Productions】
記事提供元:Lemino ニュース
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