戦後80年、戦争体験者の高齢化問題を考える 映画『命継ぐ』とドキュメンタリー「紡ぎ」を近日公開
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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戦争体験者が高齢化し少なくなったことで、その悲惨さ、残虐さを実体験から聞くことが難しくなっている。今この時、若い人たちが、直接戦争体験者の人たちに話を聞き、二度と過ちを繰り返さないように後世につないでいってほしいと、映像の企画と制作を手掛ける「GreenPictures」は、映画『命継ぐ』とドキュメンタリー「紡ぎ」を制作。1月19日(日)の東京・渋谷からスタートし、2月6日(木) は大阪で上映。その他のエリアでも順次劇場公開する。
映画『命継ぐ』は、女子高生・澤村菜々香(齊藤英里さん)が主人公。日本で戦争があったことなど遠い昔のことで興味がなく、毎日を何一つ不自由なく楽しく過ごしている菜々香は、大人たちと対立し、戦争は仕方のないこと、どうでもいいことだと言い放つ。そして父親から、曽祖母が戦争でつらい体験をした話を聞かされる――。主題歌は、神戸市在住のシンガーソングライター・まにこさんによる">「僕は」。ドキュメンタリー「紡ぎ」は、映画『命継ぐ』の撮影の中で、実際に戦争を体験した語り部から出演者が戦争の実態を聞く模様を収録している。監督は、Hiroshi Fukai氏。上映日程詳細やチケット情報などは、映画の公式サイトから。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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