ニック・テーラーが5勝目、契約外で使うタイトリスト製クラブは11本【WITB】
<ソニー・オープン・イン・ハワイ 最終日◇12日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
PGAツアーの今年2戦目は、ニコラス・エチャバリア(コロンビア)とニック・テイラー(カナダ)がトータル16アンダーで並んでプレーオフに突入。18番パー5での1ホール目はともにバーディ。2ホール目でもバーディを奪ったテイラーが勝利し、2024年2月「WMフェニックス・オープン」以来となる通算5勝目を挙げた。
ボール使用契約を結ぶ、米国アクシネット社がツアーレポートを更新し、テイラーが『Pro V1x』を好む理由を明かす。「ボクにとって(Pro V1xは)ソフトだけどクリック感のある打感で、明らかに相反する2つの要素がある。ウェッジでクリック感の多様性があってスピンがかかるように感じるけど、すごく近い距離ではソフトな打感。アイアンとウッドは、明らかに中間のような感じ。だから打感が重要で、フェースからボールが離れた時に自信が持てるんだ」(テイラー)
また、同社が優勝者の名を伏せている通り、クラブはタイトリストと契約外のテイラー。FWは『Qi10』と『SIM2 MAX』で、パターは『スパイダーツアーレッド』とテーラーメイド製で、それ以外のクラブは下記のようにタイトリスト製を使用している。
なお、今週からスコッティ・キャメロンの新パターがツアー供給開始されたが、デニー・マッカーシーがオデッセイの『ジェイルバード』に似たアライメントの『ファストバック1.5』を投入し、2日目に首位タイに立つ活躍を見せた。(最終順位は14位)同社によれば、総合契約のラファ・カンポスも『ニューポート2』形状を「練習グリーンで数パットするだけでバッグに入れた」と明かし、開幕戦でいち早く新作プロトタイプへ移行済みとのこと。
【ニック・テイラーの同社使用ギア】
1W:TSi3(10.0°アトモス ツアースペック ブルー6X)
HY:TSR2(21.0°Tour AD DI-95 ハイブリッドX)
4I~9I:T100(DGツアーイシューS400)
P,A,SW:ボーケイSM10(46.10F,54.14F,58.04T 〃 )
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。