松山英樹と優勝争いを演じたコリン・モリカワ ツアー新記録を前に完敗を認める「言葉遣いは悪くて申し訳ないですが……」
米国男子ツアーが日本版公式インスタグラムを更新。松山英樹が優勝した今季開幕戦「ザ・セントリー」を惜しくも2位でフィニッシュしたコリン・モリカワ(米国)にインタビューした動画を公開した。
この大会で松山は35アンダーをたたき出し、ツアー記録を更新して優勝を飾った。3日目、4日目と最終組でラウンドしたモリカワにその2日間の印象を尋ねると、「言葉遣いは悪くて申し訳ないですが……×××って感じ」と、思わず使ってはいけない言葉も飛び出してしまったが、笑顔で正直な気持ちを吐露した。
しかしすぐに「35アンダーはすごい」と松山を称賛。「というか昨日はいい勝負でした。少しのミスはあったとしても、11アンダーを出せれば満足できるものです」と3日目に記録した2人の好スコアを振り返った。「でも今日も彼は手を抜かなかった」と最終日のわずかな差を悔やんだ。
3日目を終えて松山は27アンダー、モリカワは26アンダー。1打差で迎えた最終日は、松山が「65」だったの対してモリカワは「67」。ともにいいスコアなのだが、モリカワはトータル32アンダーと3打届かずに大会を終えた。「僕はすべてにおいて彼を上回る必要があると分かっていた。このコース、このコンディションで勝つためには72ホールすべてで良いプレーをしなければいけないんだ。僕は65ホールしかいいプレーができなかったってこと」と優勝に届かなかったことも素直に受け入れていた。
この投稿を見たファンは、「相手をこんな風に称えることができるコリンの素晴らしい人間性に惚れるわ」「人間性の良さが溢れてらっしゃる」「凄く見応えのある週末の優勝争いでした!」と、モリカワを称えていた。
モリカワはロサンゼルス出身の日系米国人。親しみやすいルックスと安定したプレーで日本にも多くのファンを持っている。大学時代にはアマチュア世界ランキング1位に。2019年にプロ入りすると6戦目で初優勝。その後、「全米プロ」「全英オープン」のメジャー2勝を含む米国ツアーで6勝、欧州ツアーで4勝を挙げ、現在は世界ランク4位につけている。
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