“ツタンカーメン”メイクが流行るかも！？「物産展の女」宮崎グルメ＆強烈キャラに注目

水ドラ25「物産展の女～宮崎編～」（水曜深夜1時放送／全2話）。デパートで大人気の物産展をテーマに、開催に向けて全国各地の逸品グルメを探し求める食品バイヤーたちの奮闘を描く。W主演の平祐奈さん＆山口紗弥加さんにインタビュー！

【動画】平祐奈＆山口紗弥加＆杢代和人「物産展の女」スペシャルメイキング公開中

宮崎のおいしいものを満喫

――今回お二人は初共演ですが、お互いの印象は？

平「最初にお会いしたのは宮崎空港でした。とても素敵な笑顔が印象的で、テレビで拝見していた紗弥加さんはクールビューティーという印象でしたが、実際にお会いすると気さくでパワフルで。現場のムードメーカーでした」

山口「いやいや。祐奈ちゃんは、気配り上手で“みんなの孫”みたいな感じ（笑）。仕草がかわいらしくて、ずっと見つめちゃうんですよね。現場にいただいた差し入れを、祐奈ちゃんと杢代（和人）くんの若者2人がおいしそうに食べる姿を見るのが幸せでした」


――平さんは、食べることが大好きで仕事に一生懸命な若手バイヤー・蓮見春花役。お芝居で食べるシーンが多いですが、それ以外でも食べていたのですか？

平「そうなんです！ 宮崎っておいしいものがたくさんあるんです。撮影で食べて、OKが出ても食べ続けて(笑)、差し入れでいただいた甘いものを食べて、その後でまたラーメン食べて…一日中食べていました（笑）」

――山口さんが演じる伝説のスゴ腕カリスマバイヤー・御厨京子は、食べずに名品を見つけ出しますが、山口さんは撮影以外で宮崎のおいしいものを食べられましたか？

山口「はい。宮崎ラーメンのにんにく醤油には“こんなにおいしい味変があったなんて！”と感激しました。福岡出身なので、九州のおいしいものを新発見できて嬉しかったです」

――それぞれの役を演じる上で大事にされたことは？

平「春花はバイヤーとして初めて大きな仕事を任されて、やる気満々で宮崎に行って、いろんなお店を訪ねて物産展に出店してほしいとお願いします。取引先の方から信頼を得なければいけないので、春香の言葉が相手に届くように常に熱い思いで臨んでいました」


山口「 最初は原作に描かれた外見的特徴に怯み、“伝説の女”とまで呼ばれる御厨を、どうしようかと悩んだのですが…真っ赤なスーツにハイヒール、サングラスをかけて紫のストールを巻くという、この強烈な衣装に助けられました。


彼女については素性が一切明かされず謎だらけで、言動も“普通”じゃない。石井聡一監督は一風変わった面白いCMをたくさん撮っている方で、たった数秒の1カットで圧倒的なインパクト、存在感を画にしてキャラクターに説得力を持たせてくださいました。監督が御厨の動きをコミカルに演じて見せてくださるので、私はそれを懸命に再現するのですが…監督版・御厨京子を超えることができず悔しかったです。この動きが面白すぎてハマってしまいました(笑)。こうしたキャラクター作りの上に、演じる上では、揺るぎない“明瞭な声”というものを強く意識を置きました」

平「真っ赤なスーツを着こなせる紗弥加さんがすごいです！ 御厨さんは見た目からインパクトがあるんです」

山口「メイクも結構こだわっているんです(笑)。数枚の参考画像をお送りしたら、メイクさんが全て受け止めて御厨の“顔”を仕上げてくださいました。アイラインを真っ直ぐ横長に入れて、際に赤い色を入れたら…「あれ？ツタンカーメンに似てるね」って。周りの皆さんの力で、御厨が出来上がっています。どうぞ“ツタンカーメンの女”をお見逃しなく（笑）」

物産展の楽しみ方

――「物産展」がテーマですが、お二人はお好きですか？

山口・平「大好き！」

山口「なんであんなにワクワクするんでしょう？」

平「ずっと居られますよね」

山口「新たな出会いを求めて行くので、気になった全てのお店で味見をして、お店の方とお話をする楽しみがあります。そして、原作の中で御厨が『食べることは生きること』と言っている通り、食べることには命の営みが凝縮されていると再確認できるする場所でもあって。物産展に行く度に、感謝して、ときめいて、を繰り返しています」

平「小学校の頃は、学校帰りに母と物産展に寄って、試食して買って帰っていました。ご当地のおいしいものが近場に来てくれるから、旅気分も味わえますよね」

山口「道の駅でも、物産展と同じようなときめきを感じます。その土地でしか味わえない、出会えないって抗えない魅力がある。今回、撮影で道の駅にも行ったんだよね？」
平「都城NiQLL（ニクル）ですよね！ 宮崎の大きな日南レモンを買いました。おいしかったです」

山口「あそこに住みたいと思った（笑）。テーマパークみたいになっているんです。買うだけじゃなくて、体験まで！　いろんな楽しみ方ができる、画期的な道の駅でしたね」

今夜放送、水ドラ25「物産展の女～宮崎編～」（深夜1時）第1話は？

第1話
社長肝いり案件である宮崎物産展を担当することになった食品バイヤー・春花(平祐奈)と熱量低めの後輩・高城 (杢代和人)。地元の絶品グルメに舌鼓を打ち『八幡』の店主（やす）に出店交渉をするも一筋縄ではいかず…。
苦戦していた二人の前に現れたのは真っ赤なスーツを着た圧倒的なオーラをまとう謎の女・御厨京子 (山口紗弥加)だった！出店を拒否していた店主に御厨があるものを見せた途端に態度が一変！果たして無事に物産展を成功させることができるのか！？

【リアル物産展イベント開催】
リアル物産展イベントが決定！ 「ドラマ『物産展の女～宮崎編～』宮崎物産展～日向・都城のうまいもの食べにこんね！～」は、2025年2月1日（土）有楽町駅前広場にて開催。

【プロフィール】
平祐奈（たいら・ゆうな）
1998年11月12日生まれ。兵庫県出身。映画「奇跡」（2011年公開）でデビュー。情報番組「Rの法則」（NHK）出演や、「おはスタ」（テレ東）のおはガールちゅ！ちゅ！ちゅ！としても活躍。主演映画「案山子とラケット 〜亜季と珠子の夏休み〜」（2015年公開）、「10万分の1」（2020年公開）、主演ドラマ「ヒミツのアイちゃん」（フジテレビ系）などの他、連続テレビ小説「おむすび」（NHK）など出演作多数。主演映画「ネムルバカ」が2025年春公開予定。
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山口紗弥加（やまぐち・さやか）
1980年2月14日生まれ。福岡県出身。ドラマ「若者のすべて」（フジテレビ系）で俳優デビュー。近年の主な出演作は、主演ドラマ「ブラックスキャンダル」（読売テレビ・日本テレビ系）、「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」、「シジュウカラ」（テレ東）をはじめ、「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」（フジテレビ系）、「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」（TBS系）、「ミワさんなりすます」（NHK）などドラマに引っ張りだこ。