ツアー新「-35」、アジア勢最多勝利更新にハワイ完全制覇… 松山英樹が記録ずくめの開幕戦V
<ザ・セントリー 最終日◇5日◇プランテーションコースatカパルア(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>
米国男子ツアーの2025年初戦「ザ・セントリー」で松山英樹が優勝。通算11勝目を記録し、自身が持つアジア勢ツアー優勝最多記録を更新した。同大会の優勝は、アジア勢初となる。
トータル35アンダーでの優勝は、キャメロン・スミス(オーストラリア)が2022年に記録したトータル34アンダーを上回る大会新記録。同時にスミスが保持していたツアー新記録も更新した。
第3ラウンド(54ホール)終了時点でトータル27アンダーを記録し、これも大会新記録となった。3日目にマークした「62」は、2022年「AT&Tバイロン・ネルソン」最終ラウンドの10アンダー(パー72でスコア62)を上回る自己新記録の11アンダーだった。
この4日間で獲得したバーディ数(イーグルもカウント)は「35」個。これにより、イム・ソンジェ(韓国)が昨年大会で記録した「34個」を更新してツアー最多記録となった。
さらに、松山は2022年に同じハワイ州で開催された「ソニー・オープン・イン・ハワイ」を制しており、これでハワイの2大会を完全制覇。これはアーニー・エルス(南アフリカ)、ジャスティン・トーマス(米国)らに続き、史上7人目の快挙となった。
以下は松山が更新した記録。
■72ホールの優勝スコア(1983年以降)
松山英樹(-35、24年ザ・セントリー)
キャメロン・スミス(-34、22年ザ・セントリー)
ジョン・ラーム(-33、22年ザ・セントリー)
■アジア勢優勝記録
松山英樹(11勝、日本)
K.J.チョイ(8勝、韓国)
■ツアー最多バーディ数(1983年以降)
松山英樹(35個、24年ザ・セントリー)
イム・ソンジェ(34個、24年ザ・セントリー)
キャメロン・スミス(34個、22年ザ・セントリー)
■ザ・セントリーでの54ホールのスコア(カパルア開催の1999年以降)
松山英樹(-27、25年)
コリン・モリカワ(-26、25年)
キャメロン・スミス、ジョン・ラーム(-26、22年)
■ハワイ2大会の優勝者
ジム・フューリク(米国)
アーニー・エルス(南アフリカ)
ビジェイ・シン(フィジー)
ザック・ジョンソン(米国)
ジャスティン・トーマス(米国)
キャメロン・スミス(オーストラリア)
松山英樹
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