ジュード・ロウがヘンリー8世に 悪臭にこだわり役作り 「ファイアーブランド」公開決定
2023年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された、アリシア・ヴィキャンデルとジュード・ロウ出演作「ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻」が、2025年2月14日より劇場公開されることが決まった。
「ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻」は、イギリス史上最もスキャンダラスで悪名高い暴君のヘンリー8世と、その6番目にして最後の妻キャサリン・パーが生き残りを賭けて戦う宮廷サバイバル・スリラー。舞台は16世紀のイギリス。5人の前妻は追放、処刑、出産死亡と絶対権威のためには容赦なく王妃を切り捨てる暴君ヘンリー8世と望まぬ結婚をした6番目にして最後の妻キャサリン・パー。イングランド国教会を設立したヘンリーに反して、キャサリンはプロテスタントの信念に基づき血塗られた国を光ある未来に導きたいと願っていた。だが、国王と対立する立場であることを告発されてしまったキャサリンは、あらゆる政治的陰謀が絡み合う宮廷で”異端の証拠探し”に巻き込まれる。
監督は、「見えざる人生」などのカリン・アイヌーズ。ブラジル人のアイヌーズ監督にとって、初の英語作品となる。在位38年間で離婚と処刑を繰り返した暴虐な絶対君主ヘンリー8世を演じるのジュード・ロウ。その最後の妻キャサリン・パーをアカデミー賞俳優のアリシア・ヴィキャンデルが演じ、エディ・マーサン、サム・ライリーなどイギリスの俳優たちが脇を固める。
ヘンリーを演じるため、ジュードは匂いにこだわったという。ヘンリーの足は馬上槍試合での落馬によりひどく腐っていたと言われており、その強烈な匂いを再現するため、ジュードは血、糞尿、汗といった史上最悪の香水を作り出し、想像を絶する匂いを放ちながら撮影した。
【作品情報】
ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻
2025年2月14日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:ロングライド
© Brouhaha Entertainment Limited 2023
記事提供元:映画スクエア
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