東日本大震災の日から現在まで続く震災の記憶と再生を静かに描き出す 「彼方の家族」公開決定
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第19回大阪アジアン映画祭で上映された映画「彼方の家族」が、2025年3月22日より劇場公開されることが決まった。 「彼方の家族」は、東日本大震災の日から現在まで続く震災の記憶と再生を静かに描き出した作品。幼い頃に震災で父親を亡くした奏多は。父の存在を感じられず、自分に何ができるのか分からない。だが・・・
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第19回大阪アジアン映画祭で上映された映画「彼方の家族」が、2025年3月22日より劇場公開されることが決まった。
「彼方の家族」は、東日本大震災の日から現在まで続く震災の記憶と再生を静かに描き出した作品。幼い頃に震災で父親を亡くした奏多は。父の存在を感じられず、自分に何ができるのか分からない。だが、転校先の高校で教師の息子・陸と出会い、人生が少しずつ変わり始める。
東北芸術工科大学に研究生として在籍していた坂内映介が、自身の震災体験を元に脚本を執筆。同大学の卒業生である川崎たろうと共同でメガホンをとり、日常の機微を積み重ねた丁寧な演出で、孤独を抱えたまま生きる高校生たちの心情を優しく、せつなさを込めて浮き彫りにした。主演の奏多役の相澤幸優らは、東北地方でのオーディションで決定。「室井慎次 敗れざる者」など多くの映画にバイプレイヤーとして出演している秋田出身の木村知貴も、父親役として出演している。
【作品情報】
彼方の家族
2025年3月22日より、新宿K’s cinema
4月5日-横浜シネマリン、4月11日-ムービーオンやまがた・鶴岡まちなかシネマ他ロードショー
配給:MAP
©︎坂内映介 川崎たろう
記事提供元:映画スクエア
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