長澤まさみ主演　"なんか変"な人形の謎を追うミステリー　矢口史靖監督・脚本　「ドールハウス」公開決定

　矢口史靖監督、長澤まさみ主演の映画「ドールハウス」が、2025年初夏に劇場公開されることが決まった。

　「ドールハウス」は、"なんか変"な人形の謎を追うミステリー。主演を務めるのは、「コンフィデンスマンJP」「スオミの話をしよう」「エルピス―希望、あるいは災い―」など、映画からドラマまで幅広いジャンルの話題作に出演している長澤まさみ。矢口史靖監督による本作の脚本を読んで、おもしろさにほれ込み出演を熱望した。矢口監督とは、「WOOD JOB！～神去なあなあ日常～」以来のタッグとなる。

　ティザービジュアルには、いすに座る黒髪ロングヘアーの長澤まさみと、その長澤が手を添えながら抱きかかえる同じく黒髪で長髪の人形の姿が、まるで親子のように描かれている。その人形は一見するとかわいらしくも見えるが、どこか不穏な雰囲気も醸し出している。そして人形を抱えている長澤も、何かを見据えたような表情を見せている。

　長澤まさみと矢口史靖監督のコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【長澤まさみコメント】
脚本を読んだときにドキドキより、ちょっとわくわくしている自分が居て、もしかしたら…面白い作品が出来そうな気がするって思っちゃいました。
人形という身近な存在がその世界に現実味を与えて、自分がハマっていくような感覚が新鮮でした。この人たちは一体どこまで行っちゃうんだろうという妙な感覚の高まりが終わらず最後まで続いて行く、本当に怖い映画です。
矢口監督とは『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』以来のお仕事です。またご一緒したかったので、とても嬉しかったで
す。
公開を楽しみにしてください。

【矢口史靖監督コメント】
ずっとコメディー映画を作ってきたので意外に思うかもしれませんが、僕は子供の頃から怖いものが大好きでした。
やっと掴んだこのチャンス！　映画館を絶叫型ライドアトラクションにするべく、手加減なしで作りました。
きっと劇場を出た後、「ああ、怖かった。映画でよかった〜」と自分が無事でいることを幸せに感じてもらえるでしょう。
長澤まさみさんとは『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』以来のタッグです。
彼女が繰り出すムンク顔は本当に恐ろしい。
取り憑かれないようにご注意下さい。
矢口史靖

【作品情報】
ドールハウス
2025年初夏　全国東宝系にて公開
配給：東宝
©2025 TOHO CO.,LTD.