今年1月に男児を出産 川満陽香理がホステス大会でのツアー復帰に緊張?「変な夢ばかりみます(笑)」
<カストロールレディース 事前情報◇23日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6468ヤード・パー72>
大会を共催するBPカストロールとスポンサー契約を結ぶ川満陽香理がホステス大会で、今季初出場を果たす。今年1月に第一子となる男の子を出産。今大会で“ママさんゴルファー”として復帰する。
ツアーの出場は昨年4月のステップ・アップ・ツアー「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」以来、およそ1年3カ月ぶり。“おかえり”の温かい声とともに戻ってきた。復帰にあたり“心配事”も。
「大会から離れているからか、最近は変な夢ばかりみています(笑)。忘れ物をしたり、ティアップしようとしたらティがなかったり、ボールがなかったり、手袋していなかったり…。わたし緊張しているんだなと感じています」。初日はこれが正夢にならないよう、まず隅々まで持ち物チェックをすることが大事になる。
1月に出産し、4月には練習を再開した。「そこからトレーニングを見直して」と体づくりにも注力。ラウンドは開幕前日に行われたプロアマで6回目だ。「なにが自分のニュートラルの調子なのか、まだわかっていないけど、なんとかやれるかな」。まずは3日間を“完走”することを目指していく。
今大会はギャラリーを入れずに開催される。「テレビ中継もありますし、小石会長(BPカストロール・小石孝之会長)にもそういうとこで元気な姿を見せたいですね」と気合も十分。
「若い選手が結婚、出産で戻ってくることも多くなってくると思う。先輩方もいらっしゃいますし、自分もそういう一人になれることを喜びながらやっていきたいです」。ここからはママとしての第二のゴルフ人生が始まる。
会場に設置されている託児所に愛息を預けながら、プレーに集中する。「以前よりは飛ばないし、チャンスホールだと思っていたところが違って見えたりもする。昔と比べるんじゃなくて、そういう自分とも向き合いながらプレーできる楽しみもある」。祝福の言葉への“恩返し”もしっかりしていきたい。(文・笠井あかり)
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