ルーカス・グローバーは「PGAツアーはLIVゴルフ選手が必要!」と主張 出場選手縮小決定にも反発
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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米ツアー通算6勝で45歳のベテラン、ルーカス・グローバー(米国)がPGAツアーラジオに出演し、「LIVゴルフには多くの才能ある選手がいる。PGAツアーには彼らが戻ってくることが必要だ」と主張。グローバーはPGAツアーの選手会理事の一人で、これまで多くの意見を口にしている。
2023年6月に「LIVゴルフを全面支援するサウジアラビアの政府系ファウンド・PIFとPGAツアー統合の骨組み」が電撃発表されてから昨年末の締め切りを過ぎて、まもなく1年になる。しかしPIFは、PGA(米国男子)ツアーが新たに営利を目的として設立した「PGAツアー・エンタープライズ」の株式を取得したことで「統合締結が近い」と言われている。「ツアーが営利を追求する団体になるのなら、彼らが一緒に戦うことが必要だし、ゴルフ界は彼らを必要としている。それが“統合”なのか、“直接対決”とするのか。いずれにしても世界トップの選手が同じ舞台で戦うべきだ」とした。
さらに、グローバーは26年から実施されるPGA(米国男子)ツアーの出場選手の縮小にも大反対。「2000万ドル、2500万ドル(約30~37.5億円)もの賞金総額を出す大会であれば、出場選手はもっと充実したものになるはず。それを70〜80人の出場選手に限定するのは、ファンにとっても不利益になる」と意見した。11月に出場選手縮小が選手理事会で可決された時もこの理事会を「子供の集まり」と批判。「ツアーは我々のことを能なしだと思っている」と怒りを爆発させていた。(文・武川玲子=米国在住)
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