保護猫活動を発信するYouTuber、動物虐待と判断され収益化が停止される
保護猫活動を発信する「みぱね[猫活係]」(登録者数16万人)が、動物虐待で収益化停止されていたことを明かしました。
「動物虐待」と判断され収益化が停止
みぱねとは、沖縄県で保護猫活動をしているYouTuberで、野良猫の避妊手術を行い、元いた場所に戻すなどの取り組みを個人でおこなっています。チャンネルでは、保護した猫を治療する様子や成長記録を投稿しており、猫たちが置かれている過酷な環境を発信しています。
ところが、昨年9月27日の動画を最後に、チャンネルの更新が止まっていたみぱね。今月15日にチャンネルを更新すると、YouTubeの収益化が停止されていたことを明かしました。
みぱねは「長らく更新が途絶えてしまい申し訳ございません」「こちらのチャンネル、昨年10月から収益化が停止されてしまいまして…」と報告し、「動物虐待など刺激の強いコンテンツだとYouTube側に判断されてしまったようです」と説明しました。みぱねは
過酷な環境で生きる猫たちを救いたい!減らしたい!という一心でやってきた活動の記録でしたし、そのような判断をされてしまったことはとても悲しく、収益は大切な活動資金になっていたこともあり、大変ショックでした
と心境を語りました。
およそ5カ月間YouTubeを更新していなかったみぱねですが、「そろそろ収益化の再申請ができる」と報告。「YouTubeのガイドラインに注意を払いながら動画編集も頑張っていこうと思います」と意気込んでいます。

動物関連コンテンツの規制が強化?
「収益化」とは、YouTubeパートナープログラム(YPP)に参加して収益を得ることが認められていることを指します。収益化が停止されると、広告収益やスーパーチャットなどYouTubeを通じて得られる収益が全て得られないため、YouTuberにとっては死活問題となります。
動物系YouTuberをめぐっては、先日、ニワトリを飼育する複数のYouTuberから収益化剥奪の報告がありました。
今月2日には、ニワトリとの日常を投稿しているYouTuber「チキンチャンネル」(同4.5万人)の藤田がチャンネルの収益化が停止されたことを報告しました。理由は「暴力的で刺激の強いコンテンツに関するポリシー違反」とされているものの、具体的にどの動画が原因であるかについては指摘されていないとのこと。YouTubeに再審査請求するも、AIでなく人間がおこなった再審査請求が却下されたとして、3カ月後に再度再審査請求するしかないと話しています。
同じくニワトリ系YouTuberの「ピヨチャンネル」(同1320人)も3月1日に、藤田と同様に「刺激の強いコンテンツ」としてチャンネルが収益化停止さたことを報告しているほか、「ONAGADORI NANCY」(同6.1万人)もXで「私も広告外されたんだよね」と、同様の通達が届いたことを明かしています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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