人気VTuber、お金を“引く”だけの「クソみたいな配信者」が増えたと語る
元国家公務員のVTuber「犯罪学教室のかなえ先生」(登録者数24万人)が、最近の配信界隈について、配信を舐めた「金を引くゲー」をするだけの配信者が増えたと苦言を呈しました。
「キャバクラもどきのクソみたいな配信者が増えたね」
犯罪学教室のかなえ先生とは、元法務教官として少年院で実際に勤務していた人物で、現在はVTuberとして事件や時事問題を解説しています。
3月14日、かなえ先生は「【ふわっち配信者殺害】最近の配信界隈に思うこと【朝にメンバーシップいき】」と題した生配信を実施。最近の配信業界について、お金を引くだけの「クソみたいな配信者」が増えたと語りました。
かなえ先生は「楽して稼げる職業の筆頭みたいな感覚になっちゃってて、ホスト・キャバクラもどきみたいなクソみたいな配信者増えたね」と切り出すと、「コンテンツもない、ただお金を引くだけ。それに特化した配信サイトもあるから、本当になんか“お金を引くゲー”みたいな」と例え、「明らかに配信舐めてんのよね」「いくら金を引っ張れるか、みたいな話になってて、お金を出してくれてる相手に何も残してない」と厳しく批判します。
そういう配信者は「金のリスペクトがない」として、
ガチ恋営業とか、いろんな名前付けてデオドランドしてるけど、やってることって人の財布に手突っ込んで引き出すことやんか?引き出させろよって話
稼ぐことのありがたみを分かってないんだろうな
とコメント。配信が、“稼げる職業”という前提で参入した配信者は、視聴者から貰う金銭を軽んじていると指摘します。
かなえ先生は「ずっと配信が好きでやってた人と差はそこで生まれるんだろうな、と思う」と語ると、「稼げなきゃ意味がないってわけじゃなくて、稼げないもんなんで。配信ってそもそも」「稼げるわけないじゃん普通に考えて」と口にします。
「稼げないのが基本、配信なんだけど、稼げるものが配信って認識持ってる人たちは、やっぱ改めた方が良い」と語りました。

配信は「稼げない」、「稼げなかったら働きゃいい」
かなえ先生は「2〜30人しかいない配信で20万30万どころか、100万200万稼いでますっていうのは、明らかに金額に見合ってないよ、配信内容が」と続け、
楽して稼ぎたい奴らの仕事になってるのが配信者、それが良くないってマジで思う
稼げないもんなんだよ配信は。稼げなかったら働きゃいいんだよ。働けって話。労働はしといた方がいいと思う、本当に
と主張しました。視聴者には「お金のありがたみを皆も考えてください」「本当に価値があるものに投げるっていう習慣をしないと」と呼びかけました。
視聴者からは「先人たちが試行錯誤して築いた道の華やかな部分しかみてなくて、金銭に執着した配信者が多くなったのね」「配信サイトの投げ銭でランキング競わせる制度も、リスナーのお金を軽視させる原因の一つだと思ってる」「全ての配信者に一度は見てほしい」など、共感の声が上がっています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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