日本の軟鉄鍛造アイアンが好調! ブリヂストンが3位、ミズノが4位【アイアン売り上げランキング】
昨年からアイアン部門ではスリクソンの『ZXiシリーズ』、ブリヂストンの『241CB /242CB+』が好調なセールスを記録しているが、2025年になっても日本メーカーの好調が続いている。最新のランキングでは3月7日に発売されたブリヂストンの『258CBP』が3位に、同日発売されたミズノ『ミズノプロ S-3』が4位に入っている。ブリヂストン、ミズノの販売状況についてPGAツアースーパーストア入間店の水谷郁弥さんに話を聞いた。
「ブリヂストンのアイアンは昨年秋の『241CB /242CB+』からすごく評価が高くなっていて、同じ流れで発売された『258CBP』も好調なセールスを記録しています。ポケットキャビティのモデルですが、シャープな形状でボッテリしていないことが人気につながっていると思います」
女子プロの佐藤心結が5、6番アイアンに『258CBP』を使用。「軟鉄鍛造で顔も構えやすいですし、すごく楽に打てるからいいですね」と絶賛している。
ミズノの『ミズノプロ S-3』については?
「ブリヂストンほどの知名度はまだありませんが、すごく良いアイアンで試打した人からの評価が高い。実は私も1セット購入しました。ミズノプロのハーフキャビティアイアンは久しぶりなのですが、打感もよくて適度な寛容性がある。ミズノらしい名器だと思います」
実際に男子プロの杉浦悠太は、新作アイアンをすぐに投入。「2球打っただけでも感じるくらい、打感が柔らかかったです。打感と構えやすさが一番大きいです。“顔”も真っすぐ行く安心感があります」と評価している。
さらに水谷さんは日本メーカーのアイアンが好調な要因として価格があると指摘する。
「海外メーカーのクラブが値上げしている状況で、最近は日本メーカーのクラブの方が安くなっています」
価格を調べると『258CBP』も『ミズノプロ S-3』も6本セットで14、15万円くらい。海外メーカーは6本セットになると20万円近くなってしまう。セットで購入するアイアンの方が価格差の違いが大きい。その影響も日本メーカーの好調ぶりにつながっているようだ。
【アイアン売り上げ トップ3】
1位 ピン G440
2位 スリクソン ZXi5
3位 ブリヂストン 258CBP
※データ提供:矢野経済研究所3月3日~3月9日のデータ
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