急増する“梅毒”その症状とは?自覚がないまま感染を拡大させている可能性も!ステルシングにも注意!
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~」(毎週木曜深夜0時)。12月12日(木)の放送は、裏社会ジャーナリストの石原行雄氏が、急増する梅毒感染者と拡大の一因となっているステルシングについて警鐘を鳴らす!
【動画】急増する“梅毒”その症状とは?自覚がないまま感染を拡大させている可能性も!ステルシングにも注意!
ここ数年、感染者数を伸ばしている梅毒。梅毒とは、梅毒トレポネーマによる細菌性の感染症のことで、主な感染経路は性行為などによる接触だと言われている。
石原氏によると、2010年での日本国内の梅毒の新規感染者は621人まで押さえ込んでいたが、2023年には過去最悪となる1万4906人と、13年間で約24倍に増加。2024年は去年を上回ると予測され、各自治体が注意を呼びかけている。
梅毒に感染すると、手の平や顔、局部など、粘膜のところに発疹や潰瘍といった症状が発症。コンドームを使用すれば感染しにくくなるが、粘膜の接触で感染するのでキスでうつることも。コンドームで100%予防できるわけではない。
そして感染した場合、早期に適切な治療を受けないと大変なことになるという。
梅毒は徐々に症状が変化していき、次のステージに移る前に一旦収まるので、治ったと思って病院に行かず、そのまま援助交際をしたり、風俗店で働いたり、派手な性生活で複数の人を相手にしたりすれば、相手全員が感染する可能性も。その感染者が別の人を相手にしたら、さらに拡大してしまう危険がある。
東京都の年齢別の梅毒感染者の推移を見てみると、2020年頃から20代女性が数を増やしているのに対し、男性は20~50代まで幅広い層が数を伸ばしているそうだが、これはあくまで医療施設を受診した人の数から算出したもので、自覚のないまま感染を拡大している可能性も十分にあるという。
梅毒は進行状況によって異なるが、1回または3回の注射で治療を終えることも可能。しかし、“注射で治る”と甘く見て放置していると、やがて脳・心臓・血管に症状が現れ、最悪の場合は死に至ることもあるそう。
コンドームを使えばある程度感染は予防できるが、石原氏によると世界中で問題になっている“ステルシング”も拡大の一因になっているという。
ステルシングとは、同意の上で性行為を行う際、性別関係なく相手が希望しているのにコンドームを装着しない、あるいはコンドームにわざと傷を付けて効果を失うようにするといった性暴力の一種。女性が仕掛ける場合、妊娠したことで認知や入籍を要求したり、妊娠を偽って金銭を要求したりする、一種の美人局的なものがあるという。
現在の日本ではステルシングを直接罰する法律はないが、今年7月には避妊を拒んで性行為をした男性に対する民事裁判が行われ、損害賠償を認める画期的な判決が出ている。
性別を問わず、相手の同意を得ずに避妊具を外すのは性暴力の一種。望まぬ妊娠や性感染症を防ぐため、必ずコンドームを使用することを心掛けよう。
【動画】急増する“梅毒”その症状とは?自覚がないまま感染を拡大させている可能性も!ステルシングにも注意!
ここ数年、感染者数を伸ばしている梅毒。梅毒とは、梅毒トレポネーマによる細菌性の感染症のことで、主な感染経路は性行為などによる接触だと言われている。
石原氏によると、2010年での日本国内の梅毒の新規感染者は621人まで押さえ込んでいたが、2023年には過去最悪となる1万4906人と、13年間で約24倍に増加。2024年は去年を上回ると予測され、各自治体が注意を呼びかけている。
梅毒に感染すると、手の平や顔、局部など、粘膜のところに発疹や潰瘍といった症状が発症。コンドームを使用すれば感染しにくくなるが、粘膜の接触で感染するのでキスでうつることも。コンドームで100%予防できるわけではない。
そして感染した場合、早期に適切な治療を受けないと大変なことになるという。
梅毒は徐々に症状が変化していき、次のステージに移る前に一旦収まるので、治ったと思って病院に行かず、そのまま援助交際をしたり、風俗店で働いたり、派手な性生活で複数の人を相手にしたりすれば、相手全員が感染する可能性も。その感染者が別の人を相手にしたら、さらに拡大してしまう危険がある。
東京都の年齢別の梅毒感染者の推移を見てみると、2020年頃から20代女性が数を増やしているのに対し、男性は20~50代まで幅広い層が数を伸ばしているそうだが、これはあくまで医療施設を受診した人の数から算出したもので、自覚のないまま感染を拡大している可能性も十分にあるという。
梅毒は進行状況によって異なるが、1回または3回の注射で治療を終えることも可能。しかし、“注射で治る”と甘く見て放置していると、やがて脳・心臓・血管に症状が現れ、最悪の場合は死に至ることもあるそう。
コンドームを使えばある程度感染は予防できるが、石原氏によると世界中で問題になっている“ステルシング”も拡大の一因になっているという。
ステルシングとは、同意の上で性行為を行う際、性別関係なく相手が希望しているのにコンドームを装着しない、あるいはコンドームにわざと傷を付けて効果を失うようにするといった性暴力の一種。女性が仕掛ける場合、妊娠したことで認知や入籍を要求したり、妊娠を偽って金銭を要求したりする、一種の美人局的なものがあるという。
現在の日本ではステルシングを直接罰する法律はないが、今年7月には避妊を拒んで性行為をした男性に対する民事裁判が行われ、損害賠償を認める画期的な判決が出ている。
性別を問わず、相手の同意を得ずに避妊具を外すのは性暴力の一種。望まぬ妊娠や性感染症を防ぐため、必ずコンドームを使用することを心掛けよう。
記事提供元:テレ東プラス
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