YouTube、生成AIによる自動吹き替え機能が数十万チャンネルで利用可能に 日本語→英語も対応
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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YouTubeは今月11日(日本時間)、自動吹き替え機能を数十万チャンネルが利用できるようになったと発表しました。
自動吹き替え機能が数十万チャンネルで利用可能に
この機能は昨年9月に発表されたもので、生成AIによって吹き替え音声が自動作成されるというツールです。昨年9月時点では、一部のクリエイターのみ試験運用中とされており、対応言語は英語、ポルトガル語、スペイン語となっていました。
今回の発表では、上記の3言語に、日本語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、インドネシア語が加わり、対応言語は9カ国語となりました。ただし、英語から8言語への吹き替えが可能である一方、英語以外の言語では、英語のみへの吹き替えとなっています。
この機能を数十万チャンネルを利用できるようになったとのこと。対象は現時点では「知識や情報」を発信するチャンネルかつ、YouTubeパートナープログラムに参加しているチャンネルですが、今後は他のジャンルのクリエイターにも拡大する予定ということです。
この機能の利用にあたっては特別な操作は不要で、YouTubeが自動的に言語を検出し、他の言語の吹き替えを生成するそう。ただし、技術的にはまだ発展段階だといい、翻訳が正確でない場合があるとのこと。YouTubeは、機能向上のためフィードバックをよびかけています。
なお、この機能が利用可能となっているかどうかは、YouTube Studioの「設定」→「アップロード動画のデフォルト」→「詳細設定」から確認できるとのことです。
(参考:YouTube公式ブログ)
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記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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