「ハルちゃんって呼んでください!」 ルーキー・水木春花がミズノイベントで誓い
ジャパンゴルフフェアのミズノブースで、ルーキー4人のお披露目会が行われた。昨年11月の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストに合格した寺岡沙弥香、西澤歩未、神谷奈恵、水木春花が登場。初々しさを感じさせながらも、ミズノブランドアンバサダーとしてのお仕事をしっかりとこなした。
イベントのわずか6日前、今月2日に23歳の誕生日を迎えたばかりの水木は、「ハルちゃんって呼んでください!」とファンにアピール。大阪府出身で、大分高、大手前大へと進学し、坂田塾の門下生でもある。昨年、アマチュア資格を放棄し、若手女子プロゴルファーの登竜門として知られるツアー外競技「マイナビ ネクストヒロインツアー」に参戦。そしてわずか1年で卒業し、プロとしてのキャリアを歩み始めた。
QTランキングは186位で、ルーキーイヤーは下部ステップ・アップ・ツアーが主戦場。このオフは基礎作りに励んだ。「(課題は)疲れやすい体だったこと。三角形があるとしたら、一番下の土台の部分をしっかり強くしました」。そして今は飛距離アップへ。「瞬発系のトレーニングを取り入れて、ヘッドスピードが伸びるように」と第2フェーズに突入。完全体になる日も近い。
イベントでは発売されたばかりのウェッジ『ミズノプロT-1』『ミズノプロT-3』のデモンストレーションも実施。水木は「58度ウェッジで73ヤード打ちます!」と高らかに宣言し、見事、73.1ヤードという絶妙なショットを披露した。ファンが目を丸くし、拍手が沸き起こる。「ハルちゃん、すごい!」という歓声に、水木も得意げな表情だ。
「私の話をたくさん聞いていただけて、すごく楽しかったです。これからこういう機会が増えていくんだなと思ったら、ワクワクします」と期待に胸を膨らませながら、転戦をスタートさせる。「1勝して、(来季前半戦出場権が得られる)賞金ランキング1位、2位に入れるように頑張りたい」と宣誓。髪色のように明るいハルちゃんの笑顔に、ファンも思わずとりこになっていた。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。