中東情勢はどう動くのか、基本から学ぶなら 世界情勢を歴史から読み解く一冊
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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シリアでアサド政権が崩壊。アサド大統領は家族とロシアに亡命した。シリアでは2011年から内戦が続いていたが、イランとロシアの支援が弱まり、アサド政権は急激に弱体化したらしい。隣国との関係や歴史的経緯まで振り返らないとなかなか読みにくい、複雑に絡み合った今の世界情勢。まずは中東の基礎から読んでみるなら、『歴史で読み解く!世界情勢のきほん 中東編』(池上彰著、ポプラ社、税込み990円)はいかがだろう。
イランは、イスラム教シーア派として、レバノンのヒズボラを通してアサド政権を支援してきたが、ヒズボラは、イスラエルとの戦闘で損害を受けている。一方のロシアは、ウクライナへの軍事侵攻で手いっぱい。シリアの反体制勢力には、イスラム教スンニ派が多いため、同じスンニ派のサウジアラビアやUAE(アラブ首長国連邦)が支援している。
イスラエルやイラン、サウジアラビアをはじめ、中東各国の歴史をひもときながら、各国の考えを分かりやすく解説する一冊だ。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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