賞金王・金谷拓実が最多7冠! 平田憲聖は新人王&ゴルフ記者賞受賞
2日、ANAインターコンチネンタルホテル東京で日本ゴルフツアー機構(JGTO)の年間表彰式「JAPAN GOLF AWARD 2024」が開催。今季賞金王に輝いた金谷拓実は米国男子ツアーの2次予選会に出場するため不在となったが、『最優秀選手賞』、『賞金ランキング賞』など最多7冠を獲得した。
今季最終戦終了後の会見では「1日1日、少しずつ成長することを心がけてやってきた。それが結果に繋がったのは良かった」と受賞の喜びについて話していた。
表彰式後半では、金谷のビデオメッセージが会場に流れた。「今回行くことができず申し訳ありません。今週開催されるPGAツアーの予選会を受験するためです。とても名誉ある賞を獲得することができて大変うれしいです。一年間にわたり、ありがとうございました。今週の予選会頑張ってきます!」。
本人の代わりに、母・美也子さんが7つのトロフィーを受け取った。「(たくさんの数に)びっくりしましたが、うれしいです」と満面の笑みを見せた。
年間4勝を挙げ、賞金ランキング2位で終えた平田憲聖は『最優秀新人賞 島田トロフィ』、報道関係者の投票によって決まる『ゴルフ記者賞』を初受賞。「賞金王にはなれませんでしたが、いいシーズンを過ごせたと思っています。(賞については)ついさっきまで知らなくて。この賞を受け取ることができてうれしいです」と笑顔を見せた。
『ドライビングディスタンス賞』は河本力が3季連続3回目の受賞。稲森佑貴はツアー史上初の80%超え(80.957%)を記録し、9シーズン連続9回目の栄冠に輝いた。
清水大成は『平均パット賞』『バーディ率賞』を初受賞。「優勝争いもできて濃いシーズンでしたが、優勝ができなくて悔しいです。来シーズンはツアー初優勝をして、賞金ランクももっと上位で終えられるようにしたいです」と意気込んだ。
今季2勝を挙げた飛ばし屋・幡地隆寛は『イーグル率賞』を獲得。『サンドセーブ率賞』は平本世中、『AMEBAツアー賞金ランキング賞』は山田大晟が受賞した。
【2024年シーズンの受賞者】
最優秀選手賞:金谷拓実(初受賞)
賞金ランキング賞:金谷拓実(初受賞)
メルセデス・ベンツトータルポイントランキング賞:金谷拓実(初受賞)
最優秀新人賞 島田トロフィー:平田憲聖(初受賞)
ABEMAツアー賞金ランキング賞:山田大晟(初受賞)
平均ストローク賞:金谷拓実(初受賞)
平均パット賞:清水大成(初受賞)
パーキープ率賞:金谷拓実(2季連続3回目)
パーオン率賞:金谷拓実(初受賞)
バーディ率賞:清水大成(初受賞)
イーグル率賞:幡地隆寛(初受賞)
ドライビングディスタンス賞:河本力(3季連続3回目)
フェアウェイキープ率賞:稲森佑貴(9季連続9回目)
サンドセーブ率賞:平本世中(初受賞)
トータルドライビング賞:金谷拓実(2季連続2回目)
ゴルフ記者賞:平田憲聖(初受賞)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。