女子が「スリクソン」で男子は「タイトリスト」、今季の国内ツアー最多勝ボールは両方ともハード系
今季の国内男子ツアーの全日程が終了し、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」はショーン・ノリス(南アフリカ)の勝利で幕を閉じた。米国アクシネット社がツアーレポートを更新し、契約するノリスの勝利を称えると共に、今季の国内男子の『Pro V1x』の全メジャー制覇も報告する。
「ショーン・ノリス(Pro V1x)は最終日を2アンダーの68で終え、2打差で自身7度目のJGTOタイトルを獲得しました。42歳の南ア出身のノリスは、JGTOシーズン最終戦で4ラウンド全て60台(67-68-65-68)を記録した唯一の選手で、今週は通算12アンダーを記録。ノリスの勝利でタイトリストのボールプレーヤーは今季のJGTOの4つのメジャー全てで勝利しました」(同社ツアー広報)
今季の国内男子ツアーの4つのメジャーは「日本ゴルフツアー選手権」が岩田寛、「日本プロゴルフ選手権」が杉浦悠太、「日本オープン」が今平周吾、「ゴルフ日本シリーズ JT カップ」をショーン・ノリスが制したが、4人全員がタイトリストの現行モデルの『Pro V1x』で勝利。
そして、一足早く今季を終えていた国内女子ツアーでは【37戦19勝】がスリクソン勢(竹田麗央8、岩井姉妹6、山下美夢有2、小祝さくら2、安田祐香)だったが、男子ツアーでは【24戦10勝】がタイトリスト勢(幡地隆寛2、米澤蓮2、岩田寛2、M・ヘンドリー、杉浦悠太、今平周吾、S・ノリス)の勝率1位となった。
国内男子ツアーの勝率2位は8勝のスリクソン(平田憲聖4、桂川有人、香妻陣一朗、小木曽喬、M・マクグリービー)で、3位が3勝のブリヂストン(金谷拓実2、木下稜介)、続いてキャロウェイが石川遼の2勝、テーラーメイドは岩崎悪久竜の1勝だった。
なお、国内女子ツアーのモデル別の最多勝はスリクソン『Z-STAR XV』の10勝で、国内男子ツアーの最多勝はタイトリスト『Pro V1x』の7勝と、両方ともハードな方のツアーボールが多くの勝利を獲得する結果となった。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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