女性インフルエンサーおさき、受験生時代に抜毛症だったことを明かす 「毎日100本ずつくらい抜いてた」
11月22日、女性インフルエンサーの「おさき日記」(登録者数83万人)が「みんなに隠してたことをお話しします。」と題した動画を公開し、過去に抜毛症だったことを明かしました。
受験生時代に抜毛症だったことを明かす
おさき日記とは、小・中学生女子向けのYouTubeチャンネル「めるぷち」(同38万人)の元メンバーで、現役高校生YouTuberです。
おさきは22日の動画で、中学3年生の頃に抜毛症だったことを明かしました。当時、無意識に頭頂部の髪の毛を「一本一本毎日100本ずつくらい抜いてた」そうですが、「ストレスも別に感じてなかった」「やめなきゃっていう感じもないの」と、ただ単に髪の毛を抜くことが癖付いてしまっていたと振り返ります。
ところが最近になって、TikTokで「抜毛症に悩む女性の再現VTR」を見たのだとか。当時の癖が抜毛症の症状だったことに驚く一方で、自分以外にも同じ症状の仲間がいたことに安心したというおさき。「こういう名称がついていることにホッとした」「その時期になりやすいことだから仕方なかったんだな」と言い、「さきが発信することによって、みんなも安心するかな?と思った」と語りました。
抜毛症の患者は、毛を抜く前にストレスや不安、緊張感を抱いている場合が多く、思春期に始まることが典型的とのこと。患者の約90%は女性で、さきは「ドンピシャなのよ」と話しました。
抜毛症とは 本人の意識・無意識に関わらず、自分自身で髪の毛を抜いてしまう病気です。
強迫性障害の一種とも考えられていますが、とにかく毛を抜くことをやめることが出来ません。
抜く場所が偏っているため、円形脱毛症のように頭皮にぽっかりと皮膚が見えるまで抜いてしまったり、またその後に生えてきた毛も抜かずにはいられなくなったりして、髪だけでなく頭皮も傷つけてしまったり、髪ではなく眉毛やまつげなどの場合もあります(参考:さわだメンタルクリニック)
![](https://ix.aacdn.jp/ichioshi/cp_articles/img/IgIESe1pQj/content_1_20241123164023.jpg)
「全く同じことやってた」「ずっと1人で悩んでました」と共感の声
おさきは「一個一個探って探って、自分がこれだと思ったやつを抜くの」「短いチリチリしてる毛とか太い毛とか、他の毛と違う毛があったら、すぐ抜きたくなっちゃう」と、当時の心境を振り返ります。そのほか、まゆ毛を抜いたり皮膚をむしったり爪や頬の内側を噛んだりなど、髪の毛を抜く以外にも抜毛症の症状があったそうです。
おさきは症状の改善方法について、「ストレスの原因を特定する」「毛を抜く行為を別の行動に置き換える、拳を握りしめる、編み物をする、手の上に座る」などを紹介。「症状をコントロールするための薬もあるらしい。病院行ったりしたら、もしかしたら処方してくれるかも」と話しました。
おさきは「受験終わったくらいから毛抜かなくなった」といい、症状は治っているそうです。「今まで悩んでたけど、おさきちゃんもだったんだ!とか思って、ちょっとでも安心してくれたら嬉しいなって思います」と言い、動画を締めくくりました。
この動画のコメント欄では、
マジで全く同じこと最近やってた、、。気づかなかった。気づけてよかったありがとう
私もほんとに同じです 本当に辛いですよねー泣 抜毛症をみんなに知ってもらいたいなって思いました!
私も抜毛症でずっと1人で悩んでました。なのでおさきちゃんが今動画にしてくれて本当に嬉しいし安心しました。今日から頑張って治したいとおもいます、!
など、おさきに共感する声が集まっています。
![](https://ix.aacdn.jp/ichioshi/cp_articles/img/IgIESe1pQj/content_2_20241123164023.jpg)
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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