相席スタート・山崎ケイ、不妊治療のリアルを告白 相方・山添の支えに感謝も
お笑いコンビ・相席スタートの山崎ケイ(42)は、不妊治療を経て2023年6月に第1子を出産した。彼女がお笑いタレント・たかまつなな(31)のYouTubeチャンネルに出演し、不妊治療を通じた自身の経験や心の葛藤、そしてパートナーや周囲のサポートについて率直に語った。
11月9日のYouTubeチャンネル『たかまつななのSocial Action!』では、「“友達の妊娠を祝えない自分への嫌悪感”不妊治療の向き合い方をお伺いしました」と題して山崎ケイへのインタビュー動画が公開された。
山崎は、結婚前から「38歳の女性と結婚するということは、年齢的に当たり前のように子どもができることではない」と、夫で落語家の立川談洲(37)に理解を求めていた。彼の返事は、「子どもが欲しくて結婚するわけじゃないから」という愛情にあふれたものであった。結婚後は、全国を一緒に旅したり、仕事に集中したりと、夫婦2人だけの生活を心から楽しんでいたと語る。
そんな2人の関係に変化が訪れたのは、夫から「子どもを持つにしても持たないにしても、1回ちゃんと話し合っておこう」と提案されたことだった。その後、病院でブライダルチェック(妊娠や出産に影響する病気がないかを確認する検査)を受けた。その結果、卵巣の状態や卵子の数は年相応だったが、医師から「年相応ということは、(妊娠が)結構難しいということですよ」と言われ、山崎は不妊治療に進む決意をした。
不安や期待が入り混じる中、女性マネージャーや相方の山添寛(39)にその状況を伝え、周囲からもあたたかいサポートが得られたという。山崎が「どうしても病院を優先しなければならない日時が出てくるので、迷惑をかけるかもしれない」と伝えたところ、マネージャーから「もちろん、協力させていただきます」と言われたことに救われた気持ちになり、山添も「ケイさんの思うようにしてください」、「悔いのないようにやってほしい」と応援してくれた。コンビでの仕事が難しくなった時も、山添は「そういう時のために、ピンネタもありますから」と頼もしい一面を見せてくれたという。
その後、半年間のタイミング法では妊娠に至らず、次の段階として体外受精に挑戦した。人工授精を飛ばして体外受精に進む決断は、不妊治療経験者のアドバイスが後押しとなったと語る。さらに妊娠公表前、仕事の現場でアルコールが出された際には、山添が「クズのふり」をして代わりに飲んでくれるなど、さりげない気配りが支えになったと振り返っている。
インタビューでは、不妊治療にかかった費用や、出生前診断についての考えも赤裸々に話した。山崎の経験は、同じように妊活や不妊治療に悩む女性にとって、多くの共感と勇気を与える内容と言えるだろう。
画像は『山崎ケイ オフィシャルブログ「久しぶり報告」「誕生100日目を報告」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)
記事提供元:テックインサイト
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