ジョーブログ、大阪・生野区の振興観光親善大使に就任
9日、「ジョーブログ」(登録者数242万人)が、「ご報告です。大事なことを伝えます。」と題した動画を公開しました。
生まれ故郷の親善大使に
この日、生まれ故郷である大阪・生野区の振興観光親善大使に任命されたことを報告したジョー。生野区の区役所で執りおこなわれる式典に出席しました。会場に入ると大勢の関係者からの拍手で出迎えられます。この後、区長から、生野区の課題と展望が語られました。コロナ禍のあと、外国人が自分の母国から家族を呼び寄せてきて一緒に暮らし始めているそうです。ただ、日本語が話せない子どもは勉強についていくことが難しい現状にあると解説、将来的に進学や就職もままならず、貧しさから犯罪に走ってしまう危険があると主張。そこで教育の重要性を訴えました。
そんな生野区の主幹産業は飲食業と製造業なのだとか。そこで区長は「街がお金を生み出せる状態になるのが大切」と強調。そのお手伝いとして、ジョーにお願いしたいと申し出ました。この後、ジョーがあいさつに立ち、父親が昔から「生野区で子どもを育てたら強くなる」「子どもが生まれたら生野区で育てろ」と言っていたことを明かしました。
ルーツを語る
ジョーの父親はもともと在日朝鮮人でしたが、彼が18歳のときに帰化しました。もともと祖父が済州島から来日。父親も若い頃、好きだった女性が日本人ということで別れることになったこともあったそうです。
ただし現在はそういった差別はないというジョー。YouTubeでもそのルーツを公言しているとしながら、生野区に生まれたことに誇りを感じていると語ります。そのうえで「たくさんの人たちの喜びになるような発信をし続けたい」「ぜひとも僕の行動力と自信と発信力で、生野区を通してたくさんの人が幸せになれるような社会を築き上げられたら」と抱負を述べました。
また今回授与された肩書きについて「誇りに思う」としながら、「肩書きは落書き」と言い切り、「形よりも中身で証明していけたら」と意気込み。そして「見てくれているファンの方たちがよろこぶようなPRができれば」と話し、「生野区のこの街を世界一の街にしたろうと思っています」と宣言。このあと改めて区長から生野区の「振興親善観光大使」の任命状を交付されていました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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