YouTuberちくわ、八田與一容疑者をネタにし「倫理観ぶっ壊れすぎ」と物議
7日、YouTuberの「ちくわ」(登録者数21万人)が公開した動画が不謹慎であると非難を浴びています。
ちくわの不謹慎動画
YouTuberのモノマネや、過激な“あるある”ネタを投稿するちくわ。7日公開した動画のタイトルは「八田與一とドライブデートに行く女」。この八田は2022年、大分県別府市で大学生2人を車ではねて死傷させ、今も逃走し、指名手配となっている容疑者のことです。11月に入ってXでは同容疑者の目撃情報が話題となっています。
そんな中、ちくわのYouTubeで公開されたのが、車の助手席に彼女が座る“コント風”動画。ちくわの隣でハンドルを握る人物の顔には、八田容疑者の顔写真が当てられています。
彼がこの日連れて行ってくれたのは千葉・マザー牧場。ちくわ扮する彼女は「與一、運転上手い」とベタ褒めですが、なんとその道中、突然「與一!前見て!危ない!」と悲鳴。車が大破し、ガラスの割れる効果音が入ります。ちくわが慌てて「ねぇ與一、人轢いちゃったよ。どうするの?」と尋ねると、八田容疑者に扮したドライバーは「よし、逃げよう」とあっさり“ひき逃げ”を画策します。
動画はその後も続きます。翌日はレインボーブリッジを渡ってお台場へ、その翌日には湘南デートへ向かいますが、やはり人を撥ねるたびに、ひき逃げ。最後は容疑者に扮したドライバーが1人で登場し、「この顔にピンときたら110番」と締めくくっています。
批判殺到 第2弾動画も
10日現在、動画は6.7万回を再生していますが、コメント欄には「流石に通報」「本当すげぇ神経してんな 倫理観ぶっ壊れすぎ」「人亡くなってるのにこれをネタにしちゃう倫理観がまじ理解できない。普通におもんないし」といった批判の声が。
ところが9日、ちくわは今度は教習所の設定で、八田容疑者の顔写真を貼ったドライバーが、彼女演じる教官の指導のもと路上教習に向かう途中、またしても人を轢いてしまう動画を公開。それでも教官は「1人轢いたから1点減点」「2人轢いたから1点減点」と平然。最後、パトカーからの停止命令に容疑者が路肩に駐車させると、教官は「駐車の技術すばらしいねぇ。10点プラス」と高評価。最後は前回同様、「この顔にピンときたら110番」と締めくくっています。
過去には明日花キララの整形を揶揄
ちくわは過去にも、2022年、元セクシー女優の「明日花キララ」(同31万人)のモノマネ動画を投稿。「注射器でヒアルロン酸を注入していきます」「医療用シリコンを入れて鼻のプロテーゼをします」などとコメントし、額や鼻、顎には紙工作を貼り付けて明日花キララの整形を揶揄。最後は謝罪し、一連の動画をすべて非公開にしたことがありました。その10カ月後の昨年10月には、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ)の会見での藤島ジュリー景子前社長のモノマネをして物議を醸していました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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