ヘンリー王子とメーガン妃、子どもを暴力から守る大切さを力説も猛批判される「家族を攻撃したくせに」
ヘンリー王子(40)とメーガン妃(43)が世界閣僚会議にビデオ出演し、子どもに対するいじめの根絶を呼びかけた。2人が揃って公の場に姿を見せたのは、8月に南米を訪問して以来のことだ。夫妻は子どもを守る大切さを力説したが、SNS上では「自分の家族を攻撃したくせに」という批判が相次いだ。
ヘンリー王子とメーガン妃は8日(以下、日付はすべて現地時間)、コロンビア共和国で開催された「子どもに対する暴力根絶のための世界閣僚会議(Global Ministerial Conference on Violence Against Children)」にビデオ出演した。
動画は、夫妻が息子アーチー王子(5)や娘リリベット王女(3)と共に暮らしている米カリフォルニア州モンテシートにある自宅で撮影されたものとみられている。
ヘンリー王子は白いシャツと黒いブレザー姿で、メーガン妃は黒いトップスにネイビーブルーのブレザーを合わせている。
夫妻はブレザーの左襟に、戦没者を偲ぶ赤いポピーの造花をつけている。毎年11月11日、米国では復員軍人を称える「ベテランズ・デー/復員軍人の日」で、英国と英連邦国では戦没者を追悼する「リメンバランス・デー」に制定されている。赤いポピーは、英国と英連邦国で戦没者への追悼を意味するものだ。
夫妻はカメラに向かって立つと、ヘンリー王子が子どもたちを暴力から守ることの大切さを呼びかけた。
「私たちは、子どもたちを守る手段の再評価と再定義が急務であることが、より明白となった岐路に立っています。その必要性は常にありましたが、今こそ、その認識を行動に移すべき時です。」
続いてメーガン妃が、子どもたちのインターネット上での安全性についてこう語った。
「現代社会は、より大きな接続性と高度なテクノロジーによって特徴づけられていますが、それには多くの利点があることを理解しています。」
「しかし同時に、子どもたちに対するデジタル暴力の現れ方をより深く理解する必要性が高まっています。」
「アーチェウェル財団は、世界中の若者、家族、専門家と協力しています。その中で、オンライン経済が子どもたちの生活や身体的・精神的な幸福にどのような影響を与えるかを学んでいます。」
ヘンリー王子とメーガン妃が設立したチャリティ財団「アーチウェル」は、他の団体と協力し、子どもたちにとってより安全なソーシャルメディアの構築やメンタルヘルスなどの問題に取り組んできた。
ヘンリー王子夫妻が揃って公の場に登場したのは、8月に南米を訪問して以来のことだ。
夫妻がプライベートで一緒にいる姿が最後に見られたのは、9月14日にタイラー・ペリーが米ロサンゼルスの自宅で開催した55歳の誕生日パーティに向かう時だった。
その後、ヘンリー王子は単独で米ニューヨーク、英ロンドン、南アフリカを訪問してチャリティイベントに出席した。メーガン妃は10月5日にロサンゼルス小児病院で開催されたチャリティガラに単独で出席するなど、夫妻は別々に行動してきた。
ヘンリー王子夫妻がおよそ3か月ぶりに揃って姿を見せ、子どもたちを暴力から守る演説をしたものの、SNSでは、王室に対してかつて爆弾発言をした夫妻が家族の安全を訴えたことに非難が集まった。
「彼らがどう思おうが、私たちには関係ないこと。彼らが善良で思いやりのある人間でないことは、両方の家族への接し方で証明されているのよ。」
「2人は家族への暴力についてレクチャーできるような人間じゃない。彼らが自分の家族を残酷に攻撃したやり方は、感情的、心理的虐待そのものだ。」
「人々は彼らの発言の本質を見抜き、その家族への行動をもとに判断している。」
画像は『Vancouver Canucks Instagram「Tonight, Prince Harry, The Duke of Sussex, and Meghan,」』『Royal News Network X「Shoving Harry to the side and cosplaying a royal with the poppy, it’s all very Meghan Markle.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
記事提供元:テックインサイト
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