今季ネクヒロ初優勝! 平塚新夢のダフリ矯正ドリルは「左手を地面に押し下げてバックスイング」
今年5月に行われたツアー外競技、マイナビ ネクストヒロインツアー第6戦「 PGM CUP」で初優勝を挙げた平塚新夢(あむ)。今週はJLPGA最終プロテストに挑んでいる彼女は、アイアンでダフらないように「バックスイングでの左手の使い方」を意識している。右手を左肩に当て、左手1本で打つ練習法について聞いてみた。
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アイアンショットの私の悪い癖は、バックスイングで左腕を内側に回して、ヘッドをインに引いてしまう動きです。インにヘッドを引くと、ダウンスイングでもインから入ってダフってしまいます。それを修正するためによくやっているのが、左手打ちです。
右手を左肩に当て、左手のテークバックに注意しながらウェッジでボールを打つ。ポイントは、左手首の角度を保ったままクラブを上げること。左手首が伸びると、インに上がりやすい。そうならないためには、左手を地面に押し下げるようにバックスイングすることが大事です。
また、グリップは、左手の小指、薬指、中指でしっかり握るようにしています。左手首の角度が保ちやすくなるので、結果的にインに上がらなくなります。
■平塚新夢
ひらつか・あむ/ 2000年生まれ、宮城県出身。17年の高校3年時に下部のステップ・アップ・ツアーで史上5人目のアマチュア優勝を達成。その後、国の指定難病にもなっている全身性の炎症疾患、成人スチル病が発症し、なかなか思うような結果を残せずにいたが、今季はマイナビ ネクストヒロインゴルフツアーで初優勝を飾った。
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●マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーのパーオン率で2位(78.63%)につけている青木香奈子は、アイアンショットを武器にしている。いったい何を大事にしているのか? 関連記事の【「テークバックで遠くにコロがす」 青木香奈子がアイアン不調時に行う“世界女王”の鉄板ドリル】をチェックしよう。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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