東京ビッグサイトで「アグリビジネス創出フェア2024」 全国から農業関連の136機関が、最新の研究成果を出展
農業に関する幅広い経済活動、「アグリビジネス」への注目度が高まり、日本の技術力に大きな期待が寄せられている。そのような中、農林水産省は11月26日(火)から28日(木)までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで、農林水産・食品分野の技術交流展示会「アグリビジネス創出フェア2024」を開催する。開催時間は期間中の10時~17時。
全国から、大学・地方公共団体・国立研究開発法人など産学官の136の研究機関が出展し、農林水産・食品分野の最新の研究成果を、展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介。研究機関同士や、研究機関と事業者との連携を目指して開催する。2004年から継続的に開催しており、今年度で21回目を迎える。
会場には、豊富な専門知識と経験を持つコーディネーターが常駐。来場者と出展者とのマッチングを促進するため、農林水産・食品分野の専門家が常駐する「コーディネーターカウンター」を会場内に設け、来場者からの相談を受け付ける。
また、コーディネーターがガイド役となり、「新技術を用いた食品素材開発」「家畜の健康は安定した腸内細菌叢の維持と腸内免疫の活性化が基本」「今、スタートアップは何をめざしているのか?」などのテーマごとに関連した出展ブースを訪問し、マッチングに向けたヒントを探るツアーを行うなど、産学官連携に向けてさまざまなサポートをしていく。
初日の11月26日(13時~14時)には、俳優であり、株式会社AGRIKO(東京)・代表取締役の小林涼子さんが、「美味しいものを食べ続けられる未来をつくる-都市農業×農福連携×食育の可能性-」をタイトルに基調講演を行う。また、農林水産・食品分野の最新の研究成果や、知的財産戦略に関するセミナーなどを実施する。
入場無料。専用フォームからの事前登録が必要となる。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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