SUSURU、グルメインフルエンサーの“本音レビュー”の流行に苦言 「僕はマズいと言うことはない」
16日、ラーメン系YouTuberの「SUSURU TV.」(登録者数168万人)が、ある風潮に対して苦言を呈しました。
グルメインフルエンサーの酷評
SUSURUは、「毎日ラーメン健康生活」と称して、日々さまざまなラーメン屋に行き、味の感想を動画にしています。そんな彼が今回取り上げたのは、あるグルメTikTokerの投稿でした。9月27日、TikTokでさまざまな飲食店をレビューしているアカウント「ぐるリポ」が、東京・港区にあるラーメン店「吉法師」についての動画を投稿。ここは真っ青なラーメンや緑色のラーメンなど、変わったメニューがあることで知られるお店ですが、ぐるリポは真っ青なラーメン「鶏清湯 青」を食べて酷評したのです。
例えばスープの味に「しょっぱすぎ。海水飲んでんのかと思ったわ」「沖縄の海のほうが美味いわ」「なんなんこのラーメン。不快だわ」とこき下ろし、チャーシューについても「味はないけど臭みはありました」などと話し、食べ終わると「想像以上に不味かったです」と散々。
10月6日、これに対して店主がXを更新。ぐるリポの動画を引用しながら、「味や印象は主観なので何言っても自由ですが、映像の見せ方(提供後混ぜてから写すとか)や主観以上のワード、事実と反する意見は名誉毀損と威力業務妨害で損害賠償要件に当たる」と主張。さらにぐるリポに対してインスタグラムのDMで「名誉棄損と威力業務妨害で訴えますね。謝罪とか投稿削除とか求めません。事業者への誹謗中傷なので百万単位の賠償請求になると思います。示談は応じます」「シカトしてバックレようとか垢消し投稿消しとか無駄です。納期3日です。3日以内にご返信ください」と直接メッセージを送ったことも明かしていました。
SUSURUも食べたことがある店
SUSURUは16日、自身のチャンネルで、過去に「吉法師」でラーメンを食べたことがあると報告。その際、スープに対して「やさしい鶏の旨味を感じられる、あっさり目なスープ」とコメント。麺とスープもよく絡んでいると告げつつ、鶏チャーシューは「プリンプリンな食感でジューシーな食べ応え」と評していました。
そのうえでSUSURUは、今回の辛口レビューについて「最近こういう正直レビューが流行っている」と説明。「作り手の気持ちも考えずに手放しで『まずい』と言おうとは僕は思わない」と、自身のポリシーに反すると主張。そして「どの職人さんだって美味しいラーメンを提供するために努力してるんですから」と語気を強め、「そのお店の味が合わなかったら、もう行かなきゃいいだけの話ですから」と訴えます。
さらにわざわざネットで「お店の悪口を言う必要がありますか?」と問いただし、「少なくとも僕はまずいと言うことはない」ときっぱり。さらに、そうした店と遭遇したときには「食べ手の技術が試される一杯」という表現を使うと話していました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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