「全英オープン」賞金総額は史上最高の約27億円 4大メジャーすべてで増額
<全英オープン 事前情報◇15日◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385ヤード・パー71>
メジャー今季最終戦「全英オープン」が現地時間18日(木)に開幕する。152回目を迎える世界最古のオープン競技。開幕に先立ち、主催する全英ゴルフ協会(R&A)は賞金総額が史上最高額の1700万ドル(約27億円)になることを発表した。
今年はスコットランドのロイヤルトゥルーンを舞台に開催。賞金総額はロイヤル・リバプール(イングランド)で行われた昨年大会の1650万ドルよりも50万ドル(約8000万円)アップ。優勝賞金も300万ドルから310万ドル(約4億9000万円)に増額し、過去最高額となった。
R&Aのマーティン・スランバーズ会長は「男子プロの賞金の大幅な増加が、ゴルフの認知度と長期的な財政の持続可能性に与える影響を懸念している。われわれは50年後もゴルフが繁栄し続けるという目標を追い求めながら、世界のゲームの利益を念頭に置いて行動すると決意している」とコメントを発表した。
2位は175万9000ドル(約2億7800万円)、3位は112万8000ドル(約1億7800万円)を獲得。予選ラウンドを終えて70位タイまでの選手が通過を果たし、70位で終えた選手には3万8900ドル(約615万円)が与えられる。
今季はメジャー4試合すべてで賞金アップ。「マスターズ」は1800万ドル→2000万ドル(約31億6000万円)、「全米プロ」では1750万ドル→1850万ドル(約29億円)、「全米オープン」は2000万ドル→2150万ドル(約34億円)と増額した。
昨年大会はブライアン・ハーマン(米国)がメジャー初制覇を果たし、ビッグマネーを獲得した。今年は日本勢が8人出場。松山英樹、中島啓太、星野陸也、桂川有人、久常涼、岩崎亜久竜、木下稜介、川村昌弘がフィールドに名を連ねている。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。