グルメTikTokerに酷評されたラーメン店が法的措置を宣言し波紋
10月6日、あるラーメン店がグルメTikTokerにに法的措置を宣言し、波紋を呼んでいます。
グルメインフルエンサーが酷評
9月27日、TikTokでさまざまな飲食店をレビューしているアカウント「ぐるリポ」が、ラーメン店「吉法師」についての動画を投稿しました。
東京・港区にある吉法師は、真っ青なラーメンや緑色のラーメンなど、変わったメニューがあることで知られるお店です。ぐるリポがレビューしたのは、真っ青なラーメン「鶏清湯 青」でした。
ぐるリポはまずスープを飲むと、「しょっぱすぎ。海水飲んでんのかと思ったわ」「沖縄の海のほうが美味いわ」「なんなんこのラーメン。不快だわ」とこき下ろします。チャーシューについても「味はないけど臭みはありました」などと話し、食べ終わると「想像以上に不味かったです」と酷評しました。
店主が反撃
すると6日、吉法師がXを更新。ぐるリポの動画を引用して
人がSNSで何言おうが関わらないスタンスですが、罵詈雑言言って再生数稼ぐビジネスモデルは飲食業にとって害悪でしかないので訴えるか
と法的措置に言及。さらに、
味や印象は主観なので何言っても自由ですが、映像の見せ方(提供後混ぜてから写すとか)や主観以上のワード、事実と反する意見は名誉毀損と威力業務妨害で損害賠償要件に当たるので
「お前のラーメンしょっぱ過ぎ!グロいだけでチャーシューは味無くてゲロ不味なんだよ!」って面と向かって言えるなら構わないんです。
即座にぶん殴りますけどね
と続けています。
また吉法師は、ぐるリポにインスタグラムのDMで
名誉棄損と威力業務妨害で訴えますね。謝罪とか投稿削除とか求めません。事業者への誹謗中傷なので百万単位の賠償請求になると思います。示談は応じます
シカトしてバックレようとか垢消し投稿消しとか無駄です。納期3日です。3日以内にご返信ください
と直接メッセージを送ったことも明かしました。
人がSNSで何言おうが関わらないスタンスですが、罵詈雑言言って再生数稼ぐビジネスモデルは飲食業にとって害悪でしかないので訴えるか(ФωФ) pic.twitter.com/wETJyB6crf
— KIPPOSHI 吉法師 (@KIPPOSHI21) October 6, 2024
賛否両論
現在ぐるリポから反応はないようですが、吉法師オーナーのこうした対応にユーザーからは、
スープの味が海水のようなラーメン屋が何年も続く訳がないんだよ・・・
それを鵜呑みにするような人間がいるから店も対応しなきゃならない訳で
好み云々言う前にそもそも味覚がバランス取れてない感じ。何の目的なんだろ。吉法師さんのラーメン、大好きです
といった声が。一方で
とりあえず不味かったら面と向かって言え!って言っといて、言ったらぶん殴るヤバい人が作っているってことだけはわかった
これ逆に恐喝罪とかで逆に訴えられるパターンになったりしない?
個人差のある味の批評では、名誉毀損と業務妨害は該当しませんよ。
逆に、訴訟を起こすと明記されていますが、その上で訴訟を起こさなかった場合、脅迫罪に該当する場合があるのでご注意ください
といった声も寄せられ、賛否両論となっています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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