安定ドローを打つネクストヒロイン・齊藤妙 ドライバーのカット軌道は「ミニ素振りで直します」
プロテスト合格前の若手女子ゴルファーたちの実戦の場、ネクスト ネクストヒロインゴルフツアーに2023年から参戦している齊藤妙(たえ)。持ち球はドローだが、調子が悪くなるとクラブが外から下りてきて左に引っかけるミスが出るという。それを嫌がればスライスとなるカット軌道を直すために、トップから右腰の高さでピタッと止めるミニ素振りを行っている。
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カット軌道で左にボールが出るとき、まずチェックするのがトップの右ワキです。右ワキがガバッと開くと、アウトから下りてきやすい。右ワキを締めて右ヒジが体の中にあるように気を付けています。
次にスイング全体の流れとして意識しているのは、トップから右腰の高さまではクラブを真下にストンと下ろし、それから体を回していくこと。いきなり回り始めると、右肩がかぶってしまいます。だから体が開きすぎないように、一度真下に下ろす動きが大事なんです。
体が開かないように、ダウンスイングでクラブを受け止める練習をひたすらやります。トップの形から、体の向きは変えずに素早くクラブ下ろして、腰の高さでピタッと止めるんです。このミニ素振りでシャフトのしなりを感じ取れたらいい。すると体が開きにくくなってインから下ろせるようになります。
■齊藤妙
さいとう・たえ/2000年生まれ、東京都出身。18年に「大東建託・いい部屋ネットレディス」、19年に「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」に出場した。23年からマイナビ ネクストヒロインゴルフツアーに参戦。得意クラブはドライバーで「強くて可愛らしいファンから愛される選手」としてイ・ボミを目標にしている。
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<ゴルフ情報ALBA Net>
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