マネージャーも費用がかかる? PGAツアーが来季から“選手エージェント認証制度”を開始
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
PGAツアーで戦う選手のエージェント、及びマネジャーは来季から“時間”と“費用”が必要となる。PGAツアーが発表した。
“エージェント・サティフィケート・プログラム”が2025年から開始され、PGAツアーのクレデンシャル(年間パス)を受け取るには、エージェントとしての誠実さと教育、行動規範に関するビデオ講習を受ける必要があり、そのための申請費用は1人1500ドル(約22万円)となる。
さらにツアーに帯同するために必要となるクレデンシャルはクラブハウス、ロッカールーム、練習場、メディアセンター、ファミリーダイニングへの入場が許可されたものは500ドル(+税、約7万3500円)、クラブハウスへの入場だけのものは375ドル(+税、約5万5000円)を支払わなければならいとされた。
この手続きを完了していないエージェントは、帯同するトーナメントごとにウィークリーチケットを購入する必要があり、制限されている場所には入場できなくなる。
PGAツアーのチーフ・コンペティション・オフィサー、タイラー・デニス氏は「PGAツアーの公認エージェント、及びマネジャーであることは、プロフェッショナルの基準を満たし、選手をサポートすることが保証される」とコメント。
ゴルフではDPワールドツアー、LIVゴルフでは未採用だが、米国での他のプロスポーツリーグ、MLB(野球)やNBA(バスケットボール)などではこのプログラムはすでに導入、NFL(アメリカンフットボール)では試験も実施されている。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。