「日本の安全性がいかに特別か」海外トラブルで気づいたニッポンのすごいところ
イタリア・ローマの地下鉄で、帰宅ラッシュの混雑に乗じてスリ集団に囲まれ、財布を盗まれた20代女性の体験談。体をぶつけて気を逸らす巧妙な手口と、被害後の警察での手続き、そして再認識した日本の安全さについて紹介します。
イチオシスト
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。

観光客を狙ったスリ集団は、混雑を隠れ蓑にして組織的に犯行に及びます ※Google Geminiにて作成
プロフィール
- 当時の年代:20代
- 性別:女性
- 当時お住まいの都道府県:愛知県
- 当時の職業:会社員(正社員)
- 何人での旅行か:2人。友人
【わたしのイチオシ対策】バッグのファスナー管理と分散所持
自身やご家族が体験した海外旅行でのトラブルとその対策についてアンケートで募集し、【わたしのイチオシ対策】として紹介します。
今回は、ローマの地下鉄でスリグループに囲まれ、一瞬の隙に財布を盗まれてしまった20代女性の体験談をお届けします。
Q1.旅行先を教えてください。
A. イタリアです。
Q2.旅行のスケジュールを教えてください。
A.
【1日目】
午前:ミラノ・マルペンサ空港に到着。空港バスで市内へ移動
午後:ホテルに荷物を預け、ドゥオーモ周辺を散策
夜:ガッレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世で夕食
【2日目】
午前:「最後の晩餐」鑑賞
午後:ブレラ地区散策とショッピング
【3日目】
午前:高速鉄道でフィレンツェへ移動
午後:ドゥオーモ、ジョットの鐘楼見学
【4日目】
午前:ウフィツィ美術館
午後:ヴェッキオ橋と街歩き
【5日目】
午前:列車移動
午後:サン・マルコ広場、ゴンドラ遊覧
【6日目】
終日:島内散策とカフェ巡り
【7日目】
午前:高速鉄道移動
午後:スペイン広場、トレヴィの泉
【8日目】
午前:コロッセオ、フォロ・ロマーノ
午後:ヴァチカン市国観光
【9日目】
帰国
Q3.どのようなトラブルに巻き込まれましたか?
A. ローマ滞在中、地下鉄車内でスリ被害に遭いました。
Q4.トラブルになったきっかけと、当時の状況や心情を教えてください。
A. 夕方の帰宅ラッシュ時間帯に、地下鉄A線で観光地からホテル近くの駅へ戻る途中でした。降車後に改札で財布がないことに気づき、全身から血の気が引く感覚を覚えました。楽しかったローマ観光の記憶が一瞬で不安に塗り替えられました。
Q5.トラブルの内容を詳しく教えてください。
A. 混雑した車内で、前方から乗り込んできた数人のグループに囲まれる形になりました。そのうちの一人がわざとよろけるように体をぶつけてきたため、反射的にそちらへ意識が向きました。その直後、反対側からも軽く押され、バランスを取るのに必死になっていました。後になって思えば、その一瞬の隙を狙われたのだと思います。財布はファスナー付きのショルダーバッグの内ポケットに入れていましたが、完全に閉まっていなかったことが悔やまれました。被害に気づいた後、周囲を見回してもそれらしき人物はすでにおらず、ショックで言葉も出ませんでした。
Q6.どのように解決しましたか?
A. まずホテルに戻り、クレジットカード会社に連絡して利用停止の手続きを行いました。その後、ローマ市内の警察署で盗難届を提出しました。英語が通じにくい場面もありましたが、ホテルのフロントスタッフが簡単なイタリア語のメモを用意してくれたことで、手続きは比較的スムーズに進みました。現金は戻りませんでしたが、カード不正利用は防ぐことができました。
■編集部解説
これは「サンドイッチ」と呼ばれる典型的な集団スリの手口です。一人が注意を引き、もう一人が盗む連携プレーで行われるため、気づくのは至難の業。混雑した場所では、バッグを必ず前に抱え、手を添えて「防御姿勢」をとることが唯一の対策です。ホテルのサポートを得て警察へ届け出た対応は非常に冷静でした。
Q7.同じような被害を防ぐために、他の人へ伝えたいことがあれば教えてください。
A. イタリアの主要都市では、観光客を狙ったスリが日常的に発生しています。「自分は大丈夫」という気持ちが一番危険だと実感しました。バッグは必ず前に持ち、ファスナーは完全に閉めることが大切です。また、財布を一つにまとめず、現金やカードを分散して持つことで被害を最小限に抑えられます。混雑する場所では、周囲の動きに常に意識を向けてください。
Q8.海外旅行で気づいた「日本・日本人の良いところ」を教えてください。
A. 公共の場での秩序と、他人に配慮できるところが日本・日本人の良いところだと思いました。日本では電車内で体が触れても無言で譲り合い、トラブルになることはほとんどありません。落とし物が戻ってくる可能性が高い社会も、日本ならではだと思います。海外でトラブルを経験したことで、日本の日常の安全性がいかに特別かを実感しました。
■編集部まとめ
ローマの地下鉄はスリの激戦区です。特に「不自然にぶつかってくる人」がいたら、即座に荷物を守ってください。ファスナーを閉めるだけでなく、金具を手で押さえるなどの物理的な対策が必要です。「日本とは違う」という警戒心を常に持ち、楽しい旅を守りましょう。
※本文Q&Aのアンサー部分の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは回答の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
