【Excel分析】「フィルターかけると合計が合わない」を解決!見えないデータを除外する関数3選
SUM関数で合計を出している表にフィルターをかけた時、非表示になった行まで合計されてしまい困ったことはありませんか。本記事では、フィルター結果に合わせて集計値が変わる「SUBTOTAL」、エラー値や非表示行を無視して集計できる「AGGREGATE」、そして数値の順位を付ける「RANK.EQ」を紹介します。これらを使えば、動的に変化するダッシュボードのような集計表が作成できます(最新のExcel(Microsoft 365 / 2021以降)の場合)。
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【Excel分析】「フィルターかけると合計が合わない」を解決!見えないデータを除外する関数3選
会議中、「A支店のデータだけに絞って見てみよう」とフィルターをかけたのに、合計欄が変わらず焦った経験はありませんか。通常のSUM関数は、行が非表示になっても計算結果を変えません。しかし、表示されているデータだけを正しく集計し、瞬時に分析結果を返す関数が存在します。動的なレポート作成に欠かせない、集計・分析のための賢い関数3選をご紹介します(最新のExcel(Microsoft 365 / 2021以降)の場合)。
1:表示データだけ集計「SUBTOTAL」
リストまたはデータベースの集計値を返すのがSUBTOTAL関数です。この関数の最大の特徴は、オートフィルターで非表示にされた行を計算から除外できる点です。第一引数に集計方法(9ならSUM、1ならAVERAGEなど)を指定することで、合計だけでなく平均や個数カウントも可能です。
◇9:フィルターで隠れた行は無視しますが、手動で「非表示」にした行は計算に含みます。
◇109:フィルターも手動非表示も、どちらも無視して計算します。実務で「パッと見て見えている数字だけ」を合計したいなら、迷わず 109 を使うのが正解です。
フィルター操作と連動して数値が変化するため、インタラクティブな表作成に必須です。
2:エラーも無視して集計「AGGREGATE」
リストまたはデータベースの集計値を返しますが、SUBTOTALよりさらに高機能なのがAGGREGATE関数です。非表示の行だけでなく、「エラー値」も無視して集計することができます。これまでは範囲内に一つでもエラーがあると合計もエラーになっていましたが、AGGREGATEならエラーをスキップして計算できるため、データの不備に強い堅牢な集計表が作れます。
3:順位を一瞬で判定「RANK.EQ」
数値のリストの中で、指定した数値の序列(順位)を返すのがRANK.EQ関数です。売上ランキングや成績順位をつける際、いちいち並べ替えを行わなくても、この関数を入れるだけで「1位」「2位」といった順位が表示されます。同じ数値があった場合は同じ順位(1位が2人いれば次は3位)となります。大量のデータからトップ層を把握したい分析業務で非常に役立ちます。
「見えているものだけを計算する」技術は、分析の精度とスピードを両立させます。動的な集計関数を使いこなし、ライブ感のあるデータ分析を実現してください。
<出典>
Excel 関数 (機能別)(Microsoft)
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