じゃがいもを電子レンジで調理する方法を紹介!加熱時間は?ラップは必要?
じゃがいもはさまざまな料理に使える便利な食材です。今回はじゃがいもを電子レンジで調理する方法について紹介します。鍋で茹でるよりも短時間で加熱できるほか、栄養の流出を防ぐなどのメリットもありますよ。加熱時間の詳細やレンジでチンする際の注意事項なども解説しますので参考にしてみてください。
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■じゃがいもはさまざまな方法で加熱できる!電子レンジ調理が簡単でおすすめ
じゃがいもは夕食の1品やサラダ、副菜、そしてお弁当のおかずにも活用できる万能な食材です。
鍋で茹でるだけなく蒸し器や電子レンジで加熱しても美味しく調理できますよ。特に電子レンジは短い加熱時間で調理できるほか、少量から加熱できるので料理に少しだけじゃがいもを使用したいというときにも最適です。それぞれの調理方法のメリットなどを紹介します。
【じゃがいもの加熱方法】1.鍋で茹でる
鍋でお湯を沸かし、じゃがいもを入れて茹でる一般的な方法です。一度にたくさんの量のじゃがいもを茹でられるほか、火加減を調節しながら固さを調整できるメリットがあります。鍋だけでなく深さのあるフライパンで茹でることも可能です。
【じゃがいもの加熱方法】2.蒸し器で温める
蒸し器を使うことで、茹で汁にじゃがいもの旨みや成分が出ていかないことがメリットです。蒸気を活用してじっくりと温めるため加熱時間がかかりますが、ふっくらと柔らかい食感に仕上がります。
【じゃがいもの加熱方法】3.電子レンジで加熱する
電子レンジでじゃがいもを加熱する場合、短時間で調理可能です。小さくカットしたじゃがいもをラップで包み、皿の上にのせて加熱するほか、レンジ専用スチーマーを使う方法もあります。使用する器具や加熱時間により、仕上がりの固さも調節できるのでお好みの方法を選べます。
■じゃがいもを電子レンジで加熱するメリットは?
ここからはじゃがいもをレンジで加熱するメリットを紹介していきます。
加熱時間が短くて済むほか、さまざまなメリットがあるのでぜひ試してみてください。
【じゃがいもをレンジでチンするメリット】1.短時間の加熱でやわらかくなる
電子レンジでじゃがいもを加熱すると短時間でやわらかく仕上げられるのが最大のメリットです。加熱後にカットすると形が崩れやすくなるため、グラタンなど形を残したまま調理したい場合はカット済みのものを加熱しましょう。
【じゃがいもをレンジでチンするメリット】2.栄養をキープできる
電子レンジを使用する場合、じゃがいもを水につけておく時間が少ないので栄養の流出を最小限に抑えることができます。じゃがいもにはビタミンCやカリウムも含まれているので高い栄養価をキープできるのはうれしいですよね。
【じゃがいもをレンジでチンするメリット】3.少量から加熱できる
お弁当のおかずや、離乳食などにじゃがいもを少量使いたいこともありますよね。
そんなときには電子レンジでの加熱がおすすめです。鍋やフライパンを使用しないので後片付けもとてもスムーズですよ。
【じゃがいもをレンジでチンするメリット】4.レンジに入れたら放置するだけでOK
電子レンジはガスやIHと違い、火加減を調節しなくても調理できる点もメリットです。じゃがいもを電子レンジに入れ、時間を設定したらあとは放置するだけで調理が完了するので加熱している間に他の家事を進めることができます。
■じゃがいもを電子レンジで加熱するデメリットは?
じゃがいもを電子レンジで加熱する場合はメリットだけでなくデメリットもあります。しかし、ほとんどのデメリットは事前に注意すれば改善できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【じゃがいもをレンジでチンするデメリット】1.食感がパサパサになりやすい
電子レンジは加熱する際に食材の水分を飛ばしてしまう性質があります。特にじゃがいもはもともとの水分が少ないため、加熱後の食感がパサパサになってしまうこともあります。水分が飛ばないようにするためにはじゃがいもをまるごとラップで包み加熱するのがおすすめです。もしカット済みのじゃがいもを加熱する場合は、少量の水を含ませてからラップで包みレンジに入れましょう。
【じゃがいもをレンジでチンするデメリット】2.黒く変色してしまうことも
じゃがいもを電子レンジで加熱したあと、まれに黒く変色している場合があります。これは「水煮黒変」と呼ばれる現象で、じゃがいもに鉄分とジフェノールという成分が多く含まれているときに発生します。レンジ以外の加熱でも起こる現象で、食べても害はありませんので安心してください。どうしても気になる場合は黒い部分をカットしてから調理しましょう。
【じゃがいもをレンジでチンするデメリット】3.一度に多くの量を加熱できない
電子レンジで大量のじゃがいもを加熱しようとすると、加熱時間が増えるだけでなく同じ固さに仕上がらないこともあります。レンジでじゃがいも1~2個を加熱する場合は全く問題ありませんが、一度に大量のじゃがいもを加熱したいときには鍋で茹でるほうがスムーズです。
■じゃがいもをレンジで美味しく調理するには?切り方や加熱時間、ラップの有無を解説
じゃがいもを電子レンジで加熱する手順を解説していきます。下処理を行い、切り方や加熱時間に気を付ければ美味しく調理できますよ。
【じゃがいものレンジで加熱する方法】1.洗って芽を取り除く
じゃがいもを電子レンジで加熱する前に、まずは洗って土を落とし、皮をむいて芽を取り除きます。新じゃがなど、皮ごと食べられる品種ありますのでもし皮ごと加熱したい場合はしっかりと水で洗いましょう。
【じゃがいものレンジで加熱する方法】2.一口サイズにカットしてラップをかける
じゃがいもをカットし、耐熱皿に並べて上からふんわりとラップをかけます。
このとき小さじ1程度の水を含ませると、仕上がりの食感がパサパサになるのを防ぎます。皮ごと加熱する場合は水洗い後、表面に水滴がついた状態でラップに包みます。
【じゃがいものレンジで加熱する方法】 3.加熱時間は600Wで3分が目安!
じゃがいも120g(中サイズ1個)をレンジで加熱する場合、加熱時間の目安は600Wで約3分です。じゃがいもの大きさやレンジの機種により加熱時間は異なるので、様子を見ながら調整してください。表面がやわらかくなってきたらレンジから取り出します。固い場合は30秒ずつ追加で加熱しましょう。
【じゃがいものレンジで加熱する方法】4.余熱で中までやわらかくする
電子レンジから取り出したあとはすぐにラップをはがすのではなく、そのまま数分放置します。
余熱でじゃがいもの中までやわらかくできますよ。レンジから取り出すときは皿やラップがかなり熱くなっていますので火傷しないように気を付けましょう。
■じゃがいもを簡単にレンチンできる!100均で買える便利アイテム2選
ここからは、じゃがいものレンジ調理に役立つ100均の便利アイテムを紹介していきます。じゃがいも以外の野菜にも活用できるのでぜひチェックしてみてくださいね。
セリアの「レンジ蒸し器」でじゃがいもを簡単に調理
セリアの「レンジ蒸し器」は簡単に温野菜が作れる
セリアの「レンジ蒸し器」は平たい形をしており、受け皿、網、ふたの3つのパーツになっています。
じゃがいもを加熱する場合は受け皿に水を入れ、網の上に一口サイズにカットしたじゃがいもをのせます。ふたをして600Wで約4分加熱すれば完成です。
加熱直後のじゃがいもはとてもやわらかく、そのまま食べても美味しさを感じられます。食感がパサパサしていないのもうれしいポイントです。手早く加熱できるため、ほかの料理にアレンジもしやすいのでぜひ試してみてくださいね。
詳しい記事はこちらからご覧ください
DATA
セリア┃レンジ蒸器
価格:110円(税込)
ダイソーの「温野菜レンジ調理器」があれば野菜をたっぷり食べられる
ダイソーの「温野菜レンジ調理器」は時間がない日でも簡単に美味しい温野菜料理が作れる便利なアイテムです。
角型のタッパーの中にすのこが入った2層構造になっているので、加熱すると水分が落ちるようになっています。じゃがいも100gの加熱時間の目安は600Wで3分30秒です。
加熱したじゃがいもはポテトサラダやコロッケにアレンジできるほか、スープの具材としても活用できます。じゃがいも以外にもブロッコリーやプチトマト、鮭なども美味しく加熱できますのでさまざまなアレンジに活用してみてくださいね。
詳しい記事はこちらからご覧ください
DATA
ダイソー┃温野菜レンジ調理器
価格:110円(税込)
■じゃがいもをレンジでチンして作る簡単アレンジレシピ 4選
ここからは、レンジで加熱したじゃがいもを活用したアレンジレシピを紹介していきます。どれも簡単で美味しいので夕食の1品にも最適ですよ。献立で悩んだ際には参考にしてみてください。
【じゃがいものアレンジレシピ】1.夏に食べたい!「あっさりトマト肉じゃが」
レンジでチンしたじゃがいもを使用した「あっさりトマト肉じゃが」はめんつゆとトマトの酸味が相性抜群で夏にぴったりのメニューです。
味付けはめんつゆのみなので手間がかからないのも魅力です。
<材料>
- 豚こま:200g
- じゃがいも:3個
- 玉ねぎ:1/2個
- ミニトマト:7個
- めんつゆ(3倍濃縮):100ml
- 青ネギ:お好み量
<作り方>
- じゃがいもは薄めの乱切りにして水にさらし、水気を切っておく。玉ねぎはくし切り・ミニトマトは半分にカットしておく。
- じゃがいもだけ先に600Wのレンジで加熱し、その上に玉ねぎ・豚こま・ミニトマトを入れてからめんつゆを全体に回し入れる。
- 途中で全体を混ぜつつレンチンを繰り返し、30分放置して味を染み込ませて完成。
詳しい作り方はこちらからご覧ください
【じゃがいものアレンジレシピ】2.業務スーパーの「めんたいマヨソース」と合わせて「明太ポテサラ」に
業務スーパーの「めんたいマヨソース」はさまざまな食材に使える調味料ですが、じゃがいもと合わせることで簡単におしゃれなポテトサラダが作れます。
少ない材料で作れるのでお弁当のおかずにもおすすめですよ。
<材料>
- じゃがいも:1個
- 人参:約1cm
- きゅうり:約2cm
- 業務スーパー「めんたいマヨソース」:大さじ1
<作り方>
- じゃがいもと人参は小さくカットし、電子レンジで加熱して柔らかくする。
- マッシャーなどを使いじゃがいもをしっかりつぶす。
- きゅうりも食べやすい大きさにカットし、人参とつぶしたじゃがいもと合わせて「めんたいマヨソース」で混ぜる。
詳しい作り方はこちらをご覧ください
DATA
業務スーパー┃めんたいマヨソース
価格:321円(税込)
【じゃがいものアレンジレシピ】3.コストコの「ワカモレディップ」と合わせて「アボカドポテサラ」
コストコで冷蔵販売されている「WHOLLY(ホーリー)ワカモレアボカドディップ」を活用したレシピです。
クリーミーなペースト状になっているので使いやすいのが特徴です。アボカドの甘くクリーミーな味に、にんにくや乾燥玉ねぎの風味もプラスされていますが味にクセがないのでほかの食材にも合わせやすいです。レンジで加熱したじゃがいもと合わせてポテトサラダにすると色が鮮やかになり、インパクトもありますよ。
<材料(3人前)>
- ワカモレ アボカドディップ:1個
- じゃがいも:300g
- カニカマ:5本
- バター:10g
- レモン汁:小さじ1
- マヨネーズ:大さじ3
- 塩・こしょう:少々
<作り方>
- じゃがいもはゆでて潰し、熱いうちにバターを混ぜる。カニカマは細く割いておく。
- 1にアボカドディップ、カニカマ、レモン汁、マヨネーズを入れて混ぜる。
- 塩こしょうで味をととのえて完成。
詳しい作り方はこちらからご覧ください
DATA
コストコ┃WHOLLY(ホーリー) ワカモレ アボカドディップ
内容量:16個入り
価格:1598円(税込/購入時)
■じゃがいものレンジ調理に関するQ&A
ここからは、じゃがいもの電子レンジ調理に関してよく検索されている疑問を解決していきましょう。
じゃがいもをレンジだけでカリカリの食感に仕上げる方法はある?
電子レンジでじゃがいもをポテトフライのようなカリカリ食感に仕上げられたらうれしいですよね。水洗いしたじゃがいもを細切りにし、クッキングシートの上に並べてサラダ油を回しかけてからレンジで加熱することでカリカリの食感になりますよ。加熱時間の目安は600Wで約6分です。加熱後は塩やチリペッパーなどお好みの調味料で味付けやトッピングを楽しんでください。
レンジで加熱したじゃがいもは冷凍保存も可能?
レンジで加熱したじゃがいもを冷凍保存する場合は冷ましてから水気をしっかりと切り、ラップに包んでから冷凍庫に入れましょう。約3週間、保存が可能です。同じ方法で冷蔵庫でも保存できます。冷蔵の場合の保存期間の目安は約2日間ですので、なるべく早めに食べ切りましょう。
■【まとめ】じゃがいもはレンジで加熱すると時短になる!アレンジレシピも豊富
じゃがいもを加熱するときは電子レンジを活用すると大変便利です。
鍋より短時間で茹でられるほか、少量から加熱できるのでお弁当や副菜作りにも活用できます。加熱したじゃがいもはそのまま食べるだけでなくポテトサラダやグラタン、煮物などさまざまなアレンジレシピに使えるのも魅力です。ぜひ試してみてくださいね。
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