コストコの「ル・ルスティック ラクレットチーズ」で普段のレシピがワンランクUP

■コストコの「ル・ルスティック ラクレットチーズ」は温めてちょい足しできるチーズ

ラクレットチーズは、テレビや雑誌でも紹介されたことのある話題のチーズです。

温めて食材にプラスすることで美味しさを楽しめるのですが、実はコストコでも買えるんです！

コストコで販売中の「ル・ルスティックラクレットチーズ」の魅力をご紹介しますね。

そもそも「ラクレットチーズ」とは？ 

ラクレットはスイスのハードチーズの一種です。

スイスには、チーズの切り口を温めて、溶けたところを削いでじゃがいもにつけて食べる「ラクレット」という料理があり、その料理に使うチーズを指しているそうです。

フランス語で「ラクレ=削る」を意味することが、名前の由来と言われています（※参照： 雪印 チーズを知る- Academy ）。

本格的なラクレットは、皮付きのチーズの中を削ぐようにして食べますが、コストコの「ル・ルスティック ラクレットチーズ」は、皮なしスライスタイプ。

そのため、一般的なシュレッドチーズやスライスチーズのような感覚で、専用ラクレットオーブンがなくても気軽に食べられます。

コストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」の原材料・原産国

原材料と原産国は以下のように記載されています。

原材料は生乳と食塩のみで、素材の味を楽しめます。

市販のチーズには本当にさまざまな種類があり、なかには添加物などが入っているものもありますが、本品はとてもシンプルな素材でできています。

本品の原産国はフランス。ラクレットチーズはスイスのチーズとして有名ですが、産地はスイスだけでなくフランスなど他国でも作られています。

コストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」の大きさ・サイズ・内容量

1パックの内容量は400gで16枚前後のラクレットチーズが入っています。

1枚サイズは、約7cm角で厚さ約5mm、重さは25gほど。サイズ感は、一般的なスライスチーズより縦・横の長さが少し小ぶりですが、しっかりと厚みがあります。

チーズは個包装ではなく、容器を開けるとそのまま16枚入っています。

チーズ同士がくっついて入っていますが、取り出す際に剥がれにくいことはなかったです。

コストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」の値段・コスパ 

価格は400gで税込988円です。

単価にすると100gあたり247円、1枚あたり62円前後なので、一般的なシュレッドチーズやスライスチーズの相場からすると少し高級に感じますよね。

しかし、海外商品を取り扱うお店では、同量のラクレットチーズが税込1400円ほどで販売していました。コストコの方が400円ほど安い金額で購入できるんですね。また、コストコではたまに割引で200円OFFになることも。タイミングが良ければよりお得に購入することができます。

コストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」の栄養成分表示とカロリー

栄養成分表示とカロリーは以下のように記載されていました。

栄養成分表示(100g当たり)

• 熱量：328kcal
• たんぱく質：23g
• 脂質：26g
• 炭水化物：0.5g
• 食塩相当量：1.7g

※推定値

カロリーは100gあたり328calで、1枚あたりに換算すると約82kcalです。目安としてご参考ください。

コストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」の賞味期限と保存方法

賞味期限は1～2ヶ月ほどが多いですが、購入タイミングによっては賞味期限が近いものもあります。賞味期限はパッケージ裏側のラベルに記載されています。消費人数や使用タイミングなど考慮しつつ、賞味期限を確認して購入しましょう。

また、本品は要冷蔵品(10℃以下で保存)になります。

個包装ではないため、わが家では開封後すぐに使わない分は、カビ防止のために冷凍しています。

我が家では、ラップに包んでジッパー付き袋に入れて、冷凍庫に保存しています。

1枚ずつラップに包むものと2～3枚を一緒にラップに包むものに分けておくと、メニューに合わせて使えて便利です。

解凍方法は、冷蔵庫に移して自然解凍すれば、冷凍する前と同様に使えます。

コストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」の売り場は扉なしの冷蔵チーズコーナー

コストコでの「ル・ルスティック ラクレットチーズ」の売り場は、扉のない冷蔵チーズコーナーです。

店舗やタイミングにより異なるかもしれませんが、私が通う店舗ではロティサリーチキンなどのデリカが販売されている向かいの位置にあります。私は毎週コストコに通っていますが、在庫は比較的安定していて売り切れていることは少ないように思います。

■コストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」の溶かし方・食べ方

ラクレットチーズというと、溶かすとき・食べるときに専用の器具が必要な印象があるかもしれませんが、自宅にあるもので簡単に調理が可能です。

電子レンジ 

一番簡単なのは電子レンジ。

ラクレットチーズを耐熱皿に入れ、状態をみながら温めるだけで完成です。ラクレットチーズ1枚で、600Wで20秒ほど加熱するとちょうど良かったです。しかし、電子レンジでは加熱ムラができやすかったり、加熱し過ぎて焦げや分離してしまったりする場合もあるので、チーズの様子をみながらかき混ぜるなどして最初は10秒ずつ様子を見た方が良いです。

トースター

ラクレットチーズをパンや食材などの上にのせ、一般的なシュレッドチーズを加熱するようにトースターで温めることもできます。

手軽なので、わが家では朝食用の食パンにのせて食べることもあります。

フライパン

テフロン加工のフライパンであれば、そのままラクレットチーズをのせて加熱するだけで簡単に溶かすことができます。

加熱し過ぎると分離してしまいラクレットチーズの良さが損なわれてしまうので、フライパンから離れずにチーズの様子を見ながら加熱しましょう。

他にも、ホットプレートに野菜やソーセージ、ラクレットチーズをのせれば、温かい状態を保ちながら食べることもできます。また、キャンプやバーベキューにミニスキレットを持参し、ラクレットチーズメニューを楽しむことも。活用場面や消費人数によって温め方・溶かし方を工夫することで、気軽にラクレットチーズが楽しめます。

■コストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」は素材味の生きた濃厚なミルキーさと伸びの良さが◎

味は、程よい塩分と濃厚でミルキーな美味しさです。加熱して温かいうちに食べると、一般的な溶けるチーズよりもとっても伸びが良く、モチッとした食感がクセになります。

一般的な皮付きのラクレットチーズと違い、特有の臭いもマイルドで食べやすい気がします。チーズにこだわりがある方にとっては、特有の香りもチーズの良さだと思うのでそこは好みがあると思いますが、本品はお子さんにも食べやすい味と香りだと思います。わが家の子ども達も大好きなチーズです。

ただし、冷めると固まってしまい食感が気になります。温かい状態が最高に美味しいので、ラクレットチーズは食べる直前に加熱し、冷める前に食べきるのがおすすめです。

■コストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」のアレンジレシピ

わが家で活用しているコストコ「ル・ルスティック ラクレットチーズ」のアレンジレシピをご紹介します。

じゃがいもやパンなどでチーズフォンデュ

加熱済のじゃがいもなどの野菜や、一口サイズにカットしたパンを用意し、溶かしたラクレットチーズを添えれば、チーズフォンデュ風に楽しむこともできます。

冷めるとチーズが固まってしまうので、できればチーズフォンデユやチョコフォンデユ用の加熱器があると便利です。一般的なチーズフォンデユと違い白ワインなど他の材料が入っていないので、お子さんにも食べやすい味わいです。

ホットサンドイッチアレンジ

トマトやキャベツ、ハムなど好きな具材と一緒に、スライスチーズのかわりにラクレットチーズをサンドして焼けば、ラクレットチーズホットサンドの完成です。

ミルキーなチーズの味がひろがります。冷蔵や常温のサンドイッチより、加熱するホットサンドの方がラクレットチーズの良さを楽しめると思います。

ほかにも、チーズインハンバーグやグラタン、リゾットなどチーズを使ったメニューに幅広くアレンジすることが可能です。

■コストコの「ル・ルスティック ラクレットチーズ」は通販でも買える？

2022年5月現在、コストコオンラインショッピングでは「ル・ルスティック ラクレットチーズ」の取り扱いはありません。

Amazonなどの大手通販では同品の取り扱いがあります。しかし、コストコ店舗より割高になるので、できればコストコ店舗で購入したいところです。

【まとめ】コストコの「ル・ルスティック ラクレットチーズ」でお家レストラン気分になれる

シンプルな原材料でチーズの素材の美味しさを楽しむことができる「ル・ルスティック ラクレットチーズ」。

一般的なチーズより少し高級ですが、コストコは他店の相場よりお得に購入することができます。冷凍やアレンジも可能なので、少人数のご家庭でも比較的チャレンジしやすい商品だと思います。メニューにちょい足しするだけで、ワンランク上のお家レストラン気分が味わえるプチリッチなチーズです。

DATA
コストコ┃ル・ルスティック ラクレット皮なしスライス

内容量：400g

税込価格：988円（倉庫店）※執筆時